うつ病 これで安心〔改訂新版〕 (ホーム・メディカ安心ガイド)

著者 : 濱田秀伯

制作 : 1500 

• 小学館 (2009年4月20日発売)

作品紹介・あらすじ

うつ病のほんとうのすがた、治療と経過、薬物療法や休養の必要性、抗うつ薬の実際、周囲の人の対処のしかたなどについてくわしく解説。うつ病の回復を、そして予防と再発防止をサポートする一冊。

感想・レビュー・書評

[麻箒（あさほうき）ここさんの感想 · 2010年10月23日]

うつ病の入門書です。
うつ病の原因や薬の種類、治療経過などが少し詳しめに書かれているので、これを読んだら基礎知識は一通り網羅できるのではないでしょうか。
向精神薬と抗精神病薬の違いが漸く分かりました（汗）

著者プロフィール

1948年、東京都生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。医学博士。フランス政府給費留学生としてパリ大学付属サン＝タンヌ病院に留学したあと、慶應義塾大学医学部精神神経科学教室准教授、客員教授、群馬病院長を歴任。現在、六番町メンタルクリニック・精神療法センター長、日本精神医学史学会理事長。専門は、臨床精神医学、精神病理学、フランスの妄想研究、キリスト教人間学。
主な著書に、『精神症候学 第2版』、『ラクリモーサ――濱田秀伯著作選集』、『精神病理学臨床講義 第2版』、『精神医学エッセンス 第2版補正版』（以上、弘文堂）など。
主な訳書に、Ｇ・ランテリ・ロラ『幻覚』（監訳、西村書店）、Ｅ・ジョルジェ『狂気論』（監修、弘文堂）、ポール・セリュー＋ジョゼフ・カプグラ『理性狂』（監訳、弘文堂）、香川修庵『一本堂行余医言　巻之五 癇とその周辺』（監修、創元社）など。

「2021年 『第三の精神医学　人間学が癒やす身体・魂・霊』 で使われていた紹介文から引用しています。」