- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093665452
作品紹介・あらすじ
森暮らし、田園暮らし希望者のための教科書
自然派作家の草分けであり、園芸家、薪ストーブ愛好家、家具制作者。1982年、信州の山里に居を移し、メッセージを発信し続ける田渕義雄氏が綴るカントリー・リビング実践報告書『森暮らしの家 全スタイル ホーム・エコロジストの田園生活』(2002年発行)の軽装版。
自然生活の家、薪ストーブの家、ホーム・エコロジーと手作り、菜園のある庭、田園生活者のための「道具の話」あれこれ他。
別荘暮らし、田舎暮らしなどスタイルを問わず、自然暮らし志向の人は必読のフィロソフィー&ノウハウ満載。
【編集担当からのおすすめ情報】
今、薪ストーブについて語られることの原型は、田渕氏がかつて発信したもの。日本の自然派生活様式に影響を与え続ける田渕氏の暮らしにまつわるノウハウ&エッセンス満載。
感想・レビュー・書評
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八ヶ岳の山里の小さな家での暮らしを実践について書かれている
こういう暮らしに憧れます詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昔、オマケとかが付いてなくても買っていたアウトドア雑誌で読んでいた田渕義雄氏の日本版ウォールデン。
昔読んだ時と、内容は変わらない。
でも、内容が古臭いわけではない。
変わらなくて良いもの。
変わらないが良いもの。
そんな生活がそこにはある。 -
Architect
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自分のことをタブチ君と書いたり、文末に「である」と「です」が混じったり、問わず語り調が読みにくい。
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20140420 人生で大切なこと、それは自分の歓びを自分でつかむことはのでは?それを実践している人の話なので素直に入ってくる。何か始めてみようかな。
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八ヶ岳に程近い金峰山北麓の山里に居を構え、住まいの増改築を繰り返し、木工家具を手作りし、薪を割り、田を耕し、庭を造り、自給自足的生活を実践している著者の綴ったエッセイです。森で暮らすことにはすんご~く憧れますが、タイヘンなことが多いのも想像に難くありません。自然を愛でるには、著者のように不便さや困難を楽しみに変えられる大らかさが必要なのでしょうネ。
ヘンリー・デイヴィッド・ソローは言っています。〝簡素で懸命な暮らしをすれば、この世で生きていくことは苦労でなく楽しみとなる。大部分の快適なものや、いわゆる生活を楽にするモノの多くは、無くてすむばかりか明らかに人類の進歩の妨げになる〟と。森暮らしに憧れるなら、まずはやってみることかもしれませんネッ。 -
森の生活には憧れる。でも、ここまでいろいろと追求するのは、私の理想とは違うかな。森暮らしのひとつの極として。
家でも家具でも、木材をマテリアルとするからには、末永く使えるものを買ったり作ったりしようという思いを強くした。 -
青山ブックセンターをぶらついていたところ、ふと出会った本。
田渕義雄 さんをご存知なかったのですが、半自給自足で不便を楽しみ、けれども決してストイックになりすぎない。
素敵な「森暮らし」を実現し、過ごしてきた方です。
家や家具造り、調度品、道具。
そのセンスが素敵であり、また愛着を持って使っています。
何も知らずに引越した金峰山の北法面。
自然のいたずらや厳しさと向き合いながら
長い年月をかけ育てた家と庭園に脱帽しました。