- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093863056
感想・レビュー・書評
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上司との喧嘩で支局に飛ばされた新聞記者が主人公の推理小説。
支局ったって横浜だったらいいじゃん、とまず田舎者の自分は思いました。
これ!という目新しい設定はないものの、主人公の甲斐と年齢が近いせいかわりと入り込んで読めた。
長いものに巻かれると会社では上に行くけれど、物語、ましてや推理小説の主人公にはなれないよなぁ。甲斐さん、逆らいすぎです(笑)
同期の真琴さんや、若手クール刑事翔子ちゃんとの絡みが読みたいので、続編希望です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あーん!
面白かった!さすが堂場さん!
カルロスの登場がちょっとわざとらしいけど(笑)。
また他を読もう! -
堂場センセの本ですな〜(^^)ラストギリギリまでねばってねばって、ジリジリ進めて、ラストは速度あげて駆け抜ける。主人公自身に背負ってるものがあって、それと葛藤しつつ静かに犯人に迫って行く感じとか。この雰囲気は嫌いじゃありません(。-_-。)鳴沢了的な。確か鳴沢了シリーズでも日系ブラジル移民出てきてたよな〜若干かぶってるよな〜って途中感じちゃったのは残念(ー ー;) そしてこの本、実のところ主役は甲斐さんじゃなくて二階くんじゃない?二階くんの若さ故の失敗を考慮しても、なにげにすごくてかっこいいよ(笑)
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上司との衝突により横浜支局へ飛ばされた記者・甲斐が、特ダネをつかんだまま失踪した記者を捜す。
失踪した記者の足取りを追うと、警察内部の腐敗と、外国人グループによる犯罪の影が見えてくる。
支局にもなじめず、孤軍奮闘する甲斐と、腐敗していく組織に疑問を呈す女性刑事・浅羽翔子が、事件の真相を解明していく。
ストーリーがチープで残念。 -
2015.11.28-64
支局に飛ばされた甲斐が新人記者の失踪を追調べる内に、記者が追っていた海外窃盗グループと県警の癒着に迫る。 -
上司との確執で横浜支局に飛ばされた新聞記者の主人公。そこで2年目の記者の失踪事件をなかば、押し付けられた形で調べて行く。調べていくうちにとんでもない事が…。あー、またまた警察内の不祥事。記者目線で描かれた、私好みの作品でした。
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東京から左遷されて横浜に来た甲斐明人.着任早々に新人記者二階が失踪する.大きなネタを掴んでいる感じだが、明人が個人で捜索を命じられる.神奈川県警の動きに変な所を感じたが、刑事の翔子だけは頼りになりそう.調査に警告を与える人物が登場したり、二階が接触した警察幹部が自殺したり、不可解な事象が続出する.最終的にスクープを得た明人だが、翔子とのやりとりが面白かった.