破産

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著者 : 嶽本野ばら
  • 小学館 (2012年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093863469

破産の感想・レビュー・書評

  • これって実話なの?!どこまでが実話!?
    って思っちゃうような内容でした。
    ファンには少しショッキングかも・・・。

    出てくる人出てくる人濃くって面白いです。

    生々しいというか、怖いんだけど、面白いか面白くないかで言えば、「面白い」。

    野ばらさんの良いところは、実体験を元に、それをフィルターでこして美味しい珈琲を入れようとするところ。
    インスタントじゃなく、豆からひいた珈琲。

  • 宿題や課題を最終日に慌ててやる。そんな生活をしいませんか?そままでは将来借金で首が回らなくなるかもしれませんよ。そうなる前にこの一冊。
    本書は借金返済の物語。人が駄目になって行く過程がシンプルに、リズム良く記されています。ちなみに私は今最終日に課題を慌ててやっています。案の定、通信教育のレポートが負債のように溜まっている。中学生の頃はそんなんじゃなかったのに。僕も立派な破産者候補じゃないか!!
    僕のように怠惰な方は是非本書を読んで一緒にお灸を据えてもらいましょう。

    お灸を据えてもらったところで、これまでに培ってきた悪習をすぐ改めれる自信はないのですが…。はっ、これもダメ人間であることに慣れ切ってしまっているダメ人間発言。我ながら救いようがないな。死にたい。

    本書では「死にたい」や「死んで当然の存在」と実際に「死ぬ」ことの差が語られます。死ななきゃならぬような窮地に追い込まれるようなヘタレほど、そういうとき潔く死なず生きようともがくそうです。かすかな希望を求めて生に執着する。

    自分を犠牲にして問題を解決するな。どんなにヘタレでも自分のために生きろ。

    そんなエールをもらったような。作者自身の心の支えを垣間見たような作品でした。

    ゴスロリっぽい名家の令嬢である元カノ。巫子さんの衣装を来たご近所さんの闇金業者。キャラの立った登場人物も魅力的で飽きることなく読み進め買ったその日に読み切っちゃった♪

    表紙はワカマツカオリさん。ミステリアな瞳とシャープな線、和とも洋とも言えぬ色合いに惹かれてのジャケ買いであはありましたけれど、無気力という底なし沼に呑み込まれている今の自分にぴったりな作品だった気がします。

  • 出てくる本の内容が気になる

  • 通り魔を読んだ後だったから最終的に破産した主人公がどんどん転落していってとんでもないことになるのだろうなぁと思っていたらそうではなかった。
    なにもなかった通り魔の主人公と違って小説家としての能力はもとより人に恵まれていたからなんとかなったしふっきれたシーンは読んでいて気持ちが良かった。でも、最後はめちゃくちゃだと思う。いきなり魔術をもってくるのはどうなのだろうか。

    クレジットカードは嫌いで持たない主義だけどやっぱり持つ必要性は感じないなぁと再確認できた。

    大麻のお話がでてきてもしかして作者さん、破産寸前の経験もあるのかなぁと疑問。

  • 人の痛みを思い遣る前に自分の痛みをどうにかするべきではありませんか? 人間失格……。確か、そんな小説がありましたね。でも、人間なんて、失格したっていいんですよ、生きてさえいれば
    (P.211)

  • ロリータからは、かけ離れたようだが
    他作家の金銭苦の作品より面白おかしく読めました

  • 「ロリイタ」に引き続き読んでみましたけれども、うーん…といった感じ。ドキュメンタリーチックな小説と銘打つだけあって、確かに作者の野ばら氏そのものと思われるエピソードが随所に挿入されるわけですが…それが面白いかと問われると「うーん…」と唸らざるを得ないのが現状であります…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    これを読んで僕は野ばら氏の「小説」が本当に好きなんだなぁ…ということを再確認しました。今作は…まあ、野ばら氏自身に興味をお持ちの方があれば楽しめるかもしれませんけれども、僕は…いや、僕も野ばら氏のブログとかたまに見る方ですけれども、それでも!

    小説だけはいつもの、と言っちゃああれですけれども、恋愛小説のが良かったかなぁ…と思います。まあ、今作にも女の子は何人か出てくるんですが…おしまい。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 野ばらさんが吉屋信子さんの復刻本に
    書かれた文章を読んで、面白いと思い、
    著書のうち本書に。体験も混じっている
    そうなので。ただ編集者三人の助力が
    得られるなら、もっと早く対処できただろうに。
    フィクションと実話が合わさっているところが
    小説を読んでいる手ごたえがあってよかった。
    よくこんな話に仕立てられるなぁと思う。
    お金に困って窮地に立っていながら。
    さすが作家なんだな。

  • これはひどい。いや、面白くもあるのだけど、なんだかもう書きたい事がまとまっていない。オタになってからの嶽本さんの本を初めて読んだけれど、これはちょっと……
    オタクな私ではあるけど、これ、元ネタ○○だよね?というのは気になるし、とても色々こじつけ感が強くてのめり込めませんでした。何を主題にしたかったのかさっぱりです。

  • 主人公で小説家である僕は多大な借金をしょってしまう。以前の恋人である靴乃コはハーゲンダッツのアイスを食べるだけで何も助けてはくれない。やむなく蔵書を売ることにした僕は奇妙なご近所さん要と出会う。金のやりくりがリアルな作品。正直これは著者自身の事をそのまま書いたのではないかと思った。破産怖い。

  • この作家にしては娯楽性に富んだもの。歳のせいか経験のせいか。どちらにしろ歓迎すべき作品。

  • ロリータちゃんがでてくる、いつもの自分を貫いて(いい言い方!)く小説かとおもいきや、かっるーい。まさにライトノベルだったので、びっくり。
    そういうかんじかー。自分の切り売りにしたってさあ…。

  • 次に期待したい。

  • 前作であるエッセイ「遺言」よりはまだマシ、ですが野ばらちゃんのポテンシャルからすると物足りないと言わざるを得ない作品でした。終わり方の中途半端さも、中盤のすっ飛ばし感も大変残念な印象です。

  • お久しぶりの野ばらちゃん。まず表紙にビックリしたのですが、野ばらちゃんにヲタでラノベな感じは相性がいいなと思いました。今後はこういう感じなのだろうかと思わせる一冊。
    作中でも真摯にヘタレな自分の事しか書けないと言っていましたが、常に一人称で突っ走る作風のため、男性が主人公だと本人が出過ぎてしまい書くのが辛くなるんじゃないのかなあと…。女性が主人公の方が綺麗にまとまりますね。エミリーとか14歳の遠距離恋愛とか、下妻もそうか。あの若さの勢い的な感じ。やっぱりご本人が濃く出ちゃうとフィクションだと思いたくてもキツイです。魂が震えるような作品、私もお待ちしておりますよw気長に待ってます。

  • 作家はいいよねぇ、いざとなったら自分の身を切り売りすればなんとかなるんだもん…と意地悪く思ってしまった。
    評価は分かれるところだろうけど、そこそこ面白く読めました。出版社の方々が出て来る辺りから、震災に関する創作までが良かった。
    幻書をめぐるエピソードとか、ご近所さんとか、元カノは、要らないと思う。一応、フィクションっぽさを出したかったんだろうけど。

  • フィクションとノンフィクションが、ごちゃ混ぜになっているみたいな中途半端な感じでした。表紙の装画が他のものだったら読んでなかったかもしれませんね…

  • 独創的で面白かった。
    作家では無いけど、同じように時間には比較的余裕がつけやすいから、
    反省しなくちゃと思える点が一杯。

  • 多分表紙がこれじゃなきゃ読んでないかも。
    それでも中身は楽しめました。
    初めて読んだ作家さんでしたが、なんか合いそう。
    中身は悲惨な感じでしたが、語りが軽い感じなので気楽に読めます。
    貯金しよ…。

  • 昨日読み終えた時は☆3にしてたんだけど、1日おいて見ると、いや、やっぱこれは☆2ですねー。
    こういう半端なとこがこの作者の味かと昨日は納得したけど、やっぱりちゃんと結末書いて欲しかったなぁ。
    肝心なとこをぼやかすリドルストーリーならともかく、全部放り投げちゃってるからね(-。-;
    なんやかやでこの作者の本は全部読んでるけど、おもしろいのは初期〜シシリエンヌくらいまでだなぁ。
    次からは借りるかどうか微妙なところ。
    買うのは絶対あり得ない。

  • ワカマツさんの絵が素敵なのが救い。出版社名も事実名なので、ある程度は本当のことなのでしょうが、書きさえすれば、金になってるみたいなので、複雑な気持ちです。この収拾のつけ方も、ファンの人には喜ばれるのかな。

  • 野ばらちゃんの書く震災。

    評価はわかれそうだけど私はすきです。

  • 大麻で放り込まれた後に堕落して借金まみれになってしまった人気小説家の自伝的フィクション。テンションはいつものペースで楽しい。
    が。
    ヘタレだけど胸の内は熱いってのは悪いこっちゃないんだけど、なんというかクライマックスに向けてもうすこし婉曲に猥雑に表現して欲しかったかな。ストレートといえばあまりにストレート。
    でもラストのなんだこれ感はやっぱいいなぁ。こういうの好きな人が好きです(笑)。

  • ひどくつまらない。作者の実体験をもとに破産した作家の話

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破産の作品紹介

家賃25万円。カード返済額毎月20万円以上。なのに、月収20万円+労働意欲、ほとんどなし。このご時世に、この自堕落っぷり!ほとんど実話(?)のドロ沼借金返済小説。

破産はこんな本です

破産のKindle版

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