ガメラ監督日記

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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093872423

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  • 【ノート】
    ・平成ガメラ3部作の金子監督が詳らかにするガメラの製作裏話。ただし、この本自体、G3の前に書かれたものであり、対象となるのはG1とG2。また、殆どがG1に関する部分、それも企画スタートからクランクインまでの舞台裏がメイン。

    ・金子監督が押井守の後輩とは初めて知った。監督としての来し方も少し振り返りながら、ところどころに炸裂する金子さんの映画に対する哲学や怪獣モノに対する視点というのが、また面白い。

    ・G2は戦争シミュレーション映画と何かで読んだが、金子さん自身も本書でその言語を使っている(もしかしたらご本人が出典なのかも知れないが)。そうなると避けては通れない自衛隊の描き方というのが問題になってくる。「日本で戦争のことを描くのは50年経っても結構難しい、ということが改めてわかったのである。(P248)」 意外なところで加藤典洋の「さようなら、ゴジラたち」とのつながりが見えてきたのも収穫の一つ。

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