- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093876605
作品紹介・あらすじ
これは、ホンダでの体験から生まれた「明日を創るためのテキスト」である。創造の現場で苦闘した一技術者が、漂流の末にたどりついたあるビジョン。モノ作り、コト作りの戦場を創造の場に変える潜在意識のマネージメント。
感想・レビュー・書評
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ちょっと言い回しに癖がある.抽象的というか,宗教的というか,精神的というか.
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夢枕獏。
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1.目的
しばらくほったらかしにしてたが、今度の報告会のヒントになりそうな気がして開いてみた。
2.得られたこと
久米さんの表現の幅が広い!哲学的観点、宗教的観点、そして左脳的ロジックと右脳的ひらめきから、如何に創造性を発揮するかが説かれている。
3.アイデア
セレンディピティとか、ベティエドワーズのLモード、Rモードの話が引用されてたのに衝撃的。なぜならこの前、ベティエドワーズの「脳の右側で描け」を読んだばかりだったので。
後、2,3回繰り返し読まないと。 -
構想計画:欲求からの目的・目標を設定
(アプローチ)企業理念・哲学
(思考活動)創造的、分析的
課題計画:構想を具体化する特定案を決定
(アプローチ)科学・経済学
(思考活動)筋道立った説明、説得的
実施計画:特定案を実行するための行動要領
(アプローチ)科学・経済学・社会心理学
(思考活動)行政的、説得的 -
今月は課題図書が多い。まずは一つ目。ホンダ3代目社長の本。本田宗一郎さんの本は読んだことがなかったので、初めて知ることも多い。ホンダイズム「やってみもせんで、何がわかる」をどう実践したのか、が描かれています。内容は全体的に難解。でした。
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20/7/22
「やってみもせんで、何がわかる!」「おんしゃ、どうしてこんなことに気が付かん!」
創造に向かうにあたっては事を始める前にきちんとしたステップを踏んで「よくよく考える」事をしないと、いざやり始めても到底気付くことにならない。
逃げることは、受動的立場から脱して主導的立場を回復する主要な方法である>毛沢東
問題に直面したときに「こうしたらよい」と言う閃きが起こる契機を作ったのは、違った視点を持てた人からの示唆であることが多い。
気にする理由がないところには気が付かないものである
ラプラスの魔
過去の失敗の底の底まで探ってみる>自分がどう思ったかを思い出す>過去の泥のなかに未来を開く鍵が見つかる
発見とはすべて過去の経験を想い起こすことである>プラトン
それまでの経験では想起できないことでも、新しい経験をすることによって気が付くことができる -
ホンダの元社長の久米氏の本。出張先で講演会をやっていて、たまたま聞いていたら、その場でサイン本が買えるという。。。
そんなミーハー心むき出しで買ってみました。
さて、内容のほうですが、久米氏が本田氏に教えてもらったことや、本田氏の人物像を中心に思いの丈を語っている本でした。まぁ、わるくはないんだけれども、経営者の本らしく哲学やら、故事引用が多数。そのため、良いことを言っているんだけど、いまいちすっと頭に入ってこない感じでした。
読んだ後の印象が、「あー、やっと読み終わった」という具合だったので☆は三つで。 -
著者の経験をベースに、思考の足跡を解明しようとしています。
でも結局は暗黙知は暗黙知でしかないと。
曼陀羅とか、仏教的な思想とか出てきて、
色々な意味で面白い。