『求めない』 加島祥造

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感想 : 194
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093877220

感想・レビュー・書評

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  • 初めて読んだときは、全然参考にならないと思った(笑)
    2回目読んでみて、初めてのときよりは「あー、そうだよね」と思うことが少し増えた。
    でも、やっぱりあまりピンと来なかった。
    今、流行りのミニマリストな考え方の本。

  • 人は求め続ける、求め続けるものだとわかっている著者。
    だからこそあえて、「求めない生き方」をいわば「求める」ことで救われたり、目の前が開ける時がある。

    そんな教えと私は解釈したかな~

  • 詩だと思って読んだ。こんな心の叫びもあるよな、人生の指南書ならごめんだ。こんな生き方はできっこないもの、と求め続け中の私は思う。簡潔な文体に惑わされてはいけない、

  • 求めないー

    すると
    夫婦はセックスレスになる。

  • 頭で体をコントロールできると思っていることへの警告がたくさん語られていました。 頭で求めることを体が求めていないときに、立ち止まれるか。ということを考えるきっかけになりました。

  • とてもやさしく心に語りかける本でした。わたし自身、田舎からある種の成功を「求めて」上京し約7年の生活の果てに求め続ける息苦しさを知り「求めない」というアイデアが胸に湧き田舎に戻った時人生が変わりました。それから5年自然と共に生きはじめた自分には著者の言葉が感覚として伝わってきました。
    とはいえ、ふと何かを求めて自分をおざなりにしていることはしょっちゅうです。時々読み返して、自分のこころを見つめられたら素敵です。

  • 確かに。
    極端な、ストイックなことも書かれていますが、人に対して求めないは必要だなぁ。と感じた詩集。
    自分を整理整頓したいときにオススメな本。

  • 20130305
    求めないというのは、あきらめとは違うのか?期待しないということ?それは少し寂しいんじゃないかな。と思ったりするのは、この本を読んだ意味がないのかもしれないぞ、アタシ。結局は相手を尊重することだと思うがいかがか。

  • 「何もしてくれない」「大事にしてくれない」当時の私は、「あなたのために・・・」という言葉の陰で本当は「私のために」「してくれない」ことばかり不満に思っていました。

    「・・・くれない族」そのことをずばっと指摘してくれた人がいました。「甘えるんじゃない」そして、この本をくれました。恐怖は求めることからくる。求めないと自然になれる。そして、一番心に響いたのが「求めないと頼らなくなる。」

    まだまだいろいろなものを求めてしまうのですが、そういうときは「求めない」とつぶやきます。すると、心がふわぁとしてきますから。

    たかじゅん

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著者プロフィール

1923年、東京生まれ。早稲田大学卒業後、カリフォルニア州クレアモント大学院留学。信州大、横浜国大等に勤め、数多くの翻訳・著作のあと、「老子」の現代自由詩『タオ─老子』『求めない』が、共にロングセラーになる。

「2012年 『禅とタオ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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