世界最高のホテル プラザでの10年間

著者 :
  • 小学館
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093877237

感想・レビュー・書評

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  • アメリカのホテルから見た日本人、それから日本人から見たアメリカのホテルがよくわかった

    アメリカのホテルに滞在する時は、日本とは違うことをよく肝に銘じておこうと思う
    それから滅多なことでは苦情を言わないこと、人を尊重すること、チップはきちんと支払うこと

  • すんごいよくわかる‼︎
    最初タイトルからは、プラザは良かったな〜みたいな自慢話かと思ったら、
    海外で同じような経験した自分には
    わかる、わかる!と言いたい主張が目白押し。
    2007年の本だけど、働いていた2010年も
    やっぱ日本人の甘やかされは変わらず。
    旅行代理店はもう少し啓蒙活動にも
    力を注いでほしいや。
    クッソみたいな苦情持ち込んだアレヤコレヤの輩を思い出して、
    やっぱりお前らが悪いんじゃ!と思い出し怒りした。

  • ホテルで働いたことがあることと、最近海外旅行を以前に比べてよくすることから、この本を買ってみました。エピソードを交えた文体は読みやすかったです。本文にもあるけど筆者は「あちら側」の人だと私も思うので、所々変に思うところはありますが、それこそ比較文化の際たるところなのでしょう。縁のないであろう米国の労働事情も垣間見れたのは素直に面白かったです。

  • 異国の常識をわかりやすく読ませてくれます。
    著者はアメリカ プラザホテルで勤務。米人と日本人のどちらの事情もわかるだけに、つらい立場にたたされることが少なくなかったようです。日本人から見てわかりにくい、見えにくい米人の常識・事情が理解しやすく書いてあり、「米国へ行く日本人のための啓蒙書」と言ってもいいかも。苦労された分の恨みつらみもかな〜り入っていますが。

  • ホテルマンの観点から、アメリカと日本の文化の違い、日本の国際社会での未成熟さを指摘。「郷に入っては郷に従え」を実践してるのは、むしろアメリカ!など興味深い考察が多かった。海外に行く前には読んでおきたい本。

  • 結構「そうそう」と思いながら読んでるところがあって、おもしろかった。アメリカのやり方すべてを肯定するわけじゃないけれど、倣うべきところはあるだろうな。

  • ホテルの成り立ちを含め、実際にプラザで働かれた経験を元に書かれた1冊。
    アメリカと日本とのキャンセル料の考え方の違いなど、他の本ではなかなか踏み込んで書かれていないことが多く、新鮮で得るものの多い本です、

  • 日本とアメリカの文化風習からくるトラブル。そういうのがホテルではよく起こる。
    セントラルパークの側にあった「ホテルプラザ」に10年間勤めた日本人ホテリエの話。

    アメリカでなぜマニュアルが発達して、日本ではそうではないのか・・・
    日本人がアメリカの文化風習を理解せずに起こすトラブルとは・・・
    分業制の進んだアメリカにおける弊害・・・

    ホテルという舞台をもとに、アメリカと日本の違いを書いてます。

    アメリカのいいところ、日本のいいところ、日本人がアメリカに行ったときに理解し、注意することなど考えされられたな。

  • 5/21

  • アメリカの人の考え方が、形成された理由まで突き詰めて紹介されてるから親身になって(?)読める。
    しかし、日本人よ…傍若無人というヤツ?

    「郷に入っては郷にしたが」わないと、とっても恥ずかしいことになるようです。

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