地獄極楽 絵本

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093883788

作品紹介・あらすじ

現役僧侶が描いた地獄と極楽の大人向け絵本

仏様の絵がうまく描けずに悩んでいた寺の小僧の前に、地蔵菩薩が現れ「人間の心の暗く恐ろしい面を見ていないからだ」と、八つの大地獄へ案内します。それぞれの大地獄には、十六の小地獄があって、生前の罪に応じてさまざまな責め苦が待っています。
地獄の奥深い世界をユーモラスな絵と文で説明し、とてもわかりやすい!
近年「地獄本」が人気を集めていますが、この本は現役僧侶が描いただけあって、地獄の恐さをおどろおどろしく表現するのではなく、もっと深いところで人間を見つめているのが魅力です。
「地獄と極楽は対極をなすようで、実は私たちの心の奥底の両極の姿なのだ」と言う著者の考えが心に響きます。

【編集担当からのおすすめ情報】
作者の諸橋精光氏は、真言宗豊山派千蔵院(新潟県長岡市)の僧侶。
ここまで地獄極楽の世界に踏み込み、わかりやすく描いた「地獄本」は無いと思います。
前作『般若心経絵本』(2005年初版)も、11刷57,000部のロングセラーとなっています。

著者プロフィール

諸橋精光(モロハシ セイコウ)
1954年新潟県生まれ。創形美術学校造形科、大正大学仏教学部仏教学科卒業。大学卒業後、仏教説話を中心とした施本、超大型紙芝居の制作を始める。1993年紙芝居『なめとこ山のくま』(童心社)で高橋五山賞を受賞、2001年正力松太郎賞奨励賞受賞。2002年「えにかいたねこ」でボローニャ国際絵本原画展入選。他の作品に、絵本『はしれ!チビ電』(童心社)、紙芝居『モチモチの木』『ごんぎつね』『くもの糸』(以上鈴木出版)などがある。真言宗豊山派千蔵院住職。

「2019年 『月夜とめがね』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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