憲法とは何か

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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093892216

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり十年前ってとこでちょっと今とは時代感覚が違うなって感じですが、でも専門家でない一般人としての立ち位置で語ってるので読みやすいです。
    それに言ってることは正論で、まぁあんまり突っ込んではこないけど納得させられることも多いです。
    日本国憲法の成り立ち、一度も手を付けられていないために知る権利や環境保護の規定がないこと、ムリのある解釈、官僚支配などのトピックについて触れています。
    おれも護憲改憲の二派に分けるなんて不毛なことはいいから、もっと真剣に憲法について日本国内で議論されることを望みます。

  • 非常に分かり易く、日本国憲法について考える為の入門書として最適。それにしても、60年近く一度も改正が行われていない事実を見ただけでも、憲法がその役目を果たしていないと思われるのに、改正どころか改正の為の論議さえ許そうとしない人たち、組織とは一体なんなのか・・・本当に情けない。「アメリカに与えられた憲法に手を加えるのではなく、本当に日本人が自らの頭で考え、二十一世紀に向けて、国家としての新しい価値観を打ちだしていく、新しい憲法。それこそが私たちの論議すべき憲法の姿だと思います。」(櫻井よしこ氏)。巻末には日本国憲法全文が掲載されています。

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著者プロフィール

ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、日本テレビ・ニュースキャスター等を経て、フリー・ジャーナリストとして活躍。『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中公文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『日本の危機』(新潮文庫)を軸とする言論活動で菊池寛賞を受賞。2007年に国家基本問題研究所(国基研)を設立し理事長に就任。2010年、日本再生に向けた精力的な言論活動が高く評価され、正論大賞を受賞した。著書に『何があっても大丈夫』『日本の覚悟』『日本の試練』『日本の決断』『日本の敵』『日本の未来』『一刀両断』『問答無用』『言語道断』(新潮社)『論戦』シリーズ(ダイヤモンド社)『親中派の嘘』『赤い日本』(産経新聞出版)などがある。

「2022年 『わが国に迫る地政学的危機 憲法を今すぐ改正せよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

櫻井よしこの作品

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