仕事師たちの平成裏起業

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  • 小学館
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093893985

感想・レビュー・書評

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  • 三才ブックスのラジオライフ的な話かと思ったが、小学館のSAPIOに連載されていた記事をまとめたもの、とのこと。
    自分が知らない世界の仕事が合法的なものから非合法なものまで、仕組みや収入例まで図解で解説されている。
    なんか自分もこんな感じでお金を稼ぎたくなってきたが、できれば合法で、なるべく人に迷惑をかけない、人を不幸にしない仕事がいいなぁ、って思っている時点でダメなんだろうなぁ。

  • ちょっと普通じゃない仕事の裏側を紹介。
    つけない仕事ばかりだから本で読むくらいで充分楽しめます。

  • 普段、どうやって成り立っているのかよく分からない商売について
    その仕組みを、やばそうな起業家の人達から直接聞いてまとめたルポルタージュ。
    全6章、31業種の中身は、「架空請求」「NPO」「ニコイチ屋」「産廃ビジネス」等。
    あれも893、これも893、それも893。
    暴対法の影響でシノギをそがれた893が
    合法と非合法の境界で、上手くサービスと脅しを活用し、
    ニッチな商売をしている事がわかる。

  • まだ途中だけど、けぇちんの知らない世界がいっぱい♪♪♪

  •  言ってみれば現代裏稼業への就職読本だ。合法・非合法を問わず、実際の「仕事師」たちへのインタビューをもとに構成されている。体当たり的な取材で「裏」の世界の人々へのインタビューにしては、かなり本音を引き出している。
     それぞれの仕事について危険度や報酬などを星の数で評価しているのも実践的?
     これを読んで実際に職を考える人は少ないだろうが、私たちの一般的な職業感を揺さぶるのは確かだ。
     

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。ジャーナリスト。1942年、東京都に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社勤務を経て、フリーに。著書には『暴力団』(新潮新書)、『血と抗争 山口組三代目』『山口組四代目 荒らぶる獅子』『武闘派 三代目山口組若頭』『ドキュメント 五代目山口組』『山口組動乱!! 日本最大の暴力団ドキュメント2008~2015』などの山口組ドキュメントシリーズ、『食肉の帝王』(以上、講談社+α文庫)、『詐欺の帝王』(文春新書)、『パチンコ「30兆円の闇」』(小学館文庫)などがある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞を受賞した。

「2023年 『喰うか喰われるか 私の山口組体験』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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