後催眠 (小学館文庫 R ま- 2-4)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 331
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094032543

感想・レビュー・書評

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  • カウンセラーのときのような半リアル路線からまたまた一変してしまった。

    患者とカウンセラー、たぶんその間には、越えてはいけない溝があると思う。
    そうでなければ、心を癒す手伝いなどできないはずだから。

    物語としてはまあまあ、といったところか。
    カウンセラーの存在や、患者の立ち直りという、それらすべてが○○○○とか、
    途中からバレバレなのはどうかと思うが。

  • 嵯峨敏也は謎の女からの電話を受けた。嵯峨にとって、かつて催眠療法の教師でもあった精神科医・深崎透の失踪を、木村絵美子という患者に伝えろ。女の声は一方的にそう指示し、電話は切れた。癌に冒され、余命いくばくもない深崎と、絵美子のあいだに芽生えた医師と患者の垣根を越えた愛。だがそこには驚くべき真実が隠されていたー。

  • 前作の催眠が、割と派手めな話だったのに比べて、大人しめな印象。
    嵯峨さんはあまり活躍しない。

    最後の最後にゾーっとした。
    私にはラブストーリーというより、サイコホラーだったな…

  • わー!となるね!ビックリ!驚く!
    人格に影響を与えうる対象への恋はしてはならないし、したいとも思わない。それはいまでも変わらないなあ。
    自分が死ぬとわかっていたら、大事な人へお守りを渡せるなら、私もそうしたいかなあ。悲しいけど、切ないけど。
    神経症だから悩みすぎるのだ、とはよくいったものだ。本も捨て、義務化してスポーツするな、とはほんとね。
    最後の背広は親でしょうね。

  • Qシリーズを3巻まで読んで
    この著者のほかの本も読んでみたくなって
    手に取りました。

    なんか、読む順番間違えたっぽいですね~。
    すごく人騒がせな恋愛って感じw
    面白かったけど、少々物足りない感もありました。

  •  きれいな、とてもきれいなミステリー。比較的短い作品だが、「催眠」「千里眼」よりもはるかによかった。

     いきなり始まる非日常的事件から「催眠」のヒーロー嵯峨が謎を解いていくんだが、彼すらも脇役となるほどテーマそのものが美しい。

     アクションバリバリの千里眼シリーズよりもこっちのほうが好みだな。

  • ミステリー?サスペンス?あいかわらず緻密な構成で、ラストに全部がパズルのように解き明かされるのには爽快!

  • 嵯峨敏也は謎の女からの電話を受けた。嵯峨にとって、かつて催眠療法の教師でもあった精神科医・深崎透の失踪を、木村絵美子という患者に伝えろ。女の声は一方的にそう指示し、電話は切れた。癌に冒され、余命いくばくもない深崎と、絵美子のあいだに芽生えた医師と患者の垣根を越えた愛。だがそこには驚くべき真実が隠されていた―。『催眠』を遙かに凌ぐ感動、異色にして胸を打つラブストーリー。


    読みやすく、ワクワクしました(*^_^*)

  • 催眠の主人公だった嵯峨の若かりしころの話です。
    でも、嵯峨自体はほとんど話に絡みません。

  • 0806 図書館で借りて読みました。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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