- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094032543
感想・レビュー・書評
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カウンセラーのときのような半リアル路線からまたまた一変してしまった。
患者とカウンセラー、たぶんその間には、越えてはいけない溝があると思う。
そうでなければ、心を癒す手伝いなどできないはずだから。
物語としてはまあまあ、といったところか。
カウンセラーの存在や、患者の立ち直りという、それらすべてが○○○○とか、
途中からバレバレなのはどうかと思うが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
嵯峨敏也は謎の女からの電話を受けた。嵯峨にとって、かつて催眠療法の教師でもあった精神科医・深崎透の失踪を、木村絵美子という患者に伝えろ。女の声は一方的にそう指示し、電話は切れた。癌に冒され、余命いくばくもない深崎と、絵美子のあいだに芽生えた医師と患者の垣根を越えた愛。だがそこには驚くべき真実が隠されていたー。
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前作の催眠が、割と派手めな話だったのに比べて、大人しめな印象。
嵯峨さんはあまり活躍しない。
最後の最後にゾーっとした。
私にはラブストーリーというより、サイコホラーだったな… -
わー!となるね!ビックリ!驚く!
人格に影響を与えうる対象への恋はしてはならないし、したいとも思わない。それはいまでも変わらないなあ。
自分が死ぬとわかっていたら、大事な人へお守りを渡せるなら、私もそうしたいかなあ。悲しいけど、切ないけど。
神経症だから悩みすぎるのだ、とはよくいったものだ。本も捨て、義務化してスポーツするな、とはほんとね。
最後の背広は親でしょうね。 -
Qシリーズを3巻まで読んで
この著者のほかの本も読んでみたくなって
手に取りました。
なんか、読む順番間違えたっぽいですね~。
すごく人騒がせな恋愛って感じw
面白かったけど、少々物足りない感もありました。 -
きれいな、とてもきれいなミステリー。比較的短い作品だが、「催眠」「千里眼」よりもはるかによかった。
いきなり始まる非日常的事件から「催眠」のヒーロー嵯峨が謎を解いていくんだが、彼すらも脇役となるほどテーマそのものが美しい。
アクションバリバリの千里眼シリーズよりもこっちのほうが好みだな。 -
ミステリー?サスペンス?あいかわらず緻密な構成で、ラストに全部がパズルのように解き明かされるのには爽快!
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嵯峨敏也は謎の女からの電話を受けた。嵯峨にとって、かつて催眠療法の教師でもあった精神科医・深崎透の失踪を、木村絵美子という患者に伝えろ。女の声は一方的にそう指示し、電話は切れた。癌に冒され、余命いくばくもない深崎と、絵美子のあいだに芽生えた医師と患者の垣根を越えた愛。だがそこには驚くべき真実が隠されていた―。『催眠』を遙かに凌ぐ感動、異色にして胸を打つラブストーリー。
読みやすく、ワクワクしました(*^_^*) -
催眠の主人公だった嵯峨の若かりしころの話です。
でも、嵯峨自体はほとんど話に絡みません。 -
0806 図書館で借りて読みました。