夢狂いに候: 異聞信長記 (小学館文庫 R J- 9-5 時代・歴史傑作シリーズ 信長シリーズ 2)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094035865

作品紹介・あらすじ

「明智様、急ぎませぬと」が、光秀にもはやその声は聞こえなかった。壁に架けられた安土山屏風、その飾り金具に光秀が手を触れると、呆気なくそれは半転し、眼前の屏風は見たこともない画面へとすり替った!「ああ、…」光秀は声にならぬ声をあげ、がっくり膝を折った。光秀の目から噴き出すように涙が溢れた-。明智光秀はなぜ信長を殺したのか?この謎と天正少年使節団によってローマに送られた安土山屏風に秘められた信長の野望に迫る、衝撃の問題作。

感想・レビュー・書評

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  • これはいわゆる朝廷関与説かと思ったけれど、朝廷そのものが主体的に動いておらず光秀の思想で動いているからちょっと違う…?

  • 信長およびその周辺の人物を題材とした「信長シリーズ」の第2段作品。テーマは本能寺の変に至る、光秀謀反の謎です。狩野永徳の「安土山屏風」に隠された信長の野望とそれに巻き込まれる主人公・又次郎、光秀の家臣・磯谷隼人、出雲の阿国など、それぞれの夢と信念に従って生きた彼らの運命が読みどころです。

    2009.3.11読了

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