謎解きはディナーのあとで 3 (小学館文庫 ひ 11-3)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 1773
感想 : 67
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  • Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094061154

作品紹介・あらすじ

「名探偵コナン」との夢のコラボ短編収録!

お嬢様刑事の宝生麗子と、毒舌な執事探偵の影山のコンビが活躍する、シリーズ累計400万部突破の国民的ユーモアミステリ第3弾。
宝生邸に眠る秘宝が怪盗に狙われる「怪盗からの挑戦状でございます」、体中から装飾品を奪われた女性の変死体が発見される「彼女は何を奪われたのでございますか」をはじめ、続々と発生する難事件に麗子はピンチ。しかしながら、「お嬢様は無駄にディナーをお召し上がりになっていらっしゃいます」――影山の毒舌と推理は絶好調! そして、影山、麗子、風祭警部の3人の関係にもついに変化が訪れて・・・・・・
文庫版の特典として、「名探偵コナン」との夢のコラボレーション短編「探偵たちの饗宴」も収録。コナンと影山が力を合わせて、パーティ会場で起きた奇怪な殺人事件に挑む!!

【編集担当からのおすすめ情報】
ともに国民的な人気を誇る探偵、江戸川コナンと影山が智恵を結集して事件に挑む、「探偵たちの饗宴」は必読です。どちらのファンにとっても、ついニヤリとしてしまうようなシーンが満載!!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3作目
    前作、前々作と代わり映えしない設定なので、いい意味でマンネリな作品なのかもしれない
    こういった枠組みの設定だけあって、中身は如何様にも変えられる作品は映像化しやすいというのも頷ける


    今回は殺人事件ではなく宝生邸に「怪盗からの挑戦状」が届く話もあるけど、まぁやってる事は同じ

    あと、コナンとのコラボ短編も収録

  • トリックを考えながら読んでたけど、一回も正解できなかった笑、お嬢様と影山の掛け合いは安定に面白かった。

  • 安定の面白さだった。
    これでシリーズ本編は
    終了?

  • 気楽に読めて、はずれがない。いつも同じパターンが心地よい。ただ、怪盗との対決は新しいパターン。
    意外な別れは、今後どう影響するのか?

  • シリーズ3作目も刑事でありながら、一向に事件解決の推理を現場の状況を一切知らない執事が解き明かすという奇怪さが面白い。
    今回は、上司の風祭警部との移動に伴う似たもの同士の別れ(?)と名探偵コナンとのコラボが特徴で面白かったです。

  •  続けて読むとさすがに飽きるので、重めのものを挟みながら読むのが正解。コナン君とのコラボ話なんてあったな〜。麗子との絡みと尺の関係上、蘭が登場しないのが残念。コナン史上1番しょうもない事件だろう。麗子ほどではないにしても、ちっとも謎を解き明かせない自分が不甲斐ない。小学生が初めて本格ミステリーに触れるにはピッタリかもしれないが、探偵vs怪盗の図式はもう要らないのでは。コナンでも個人的にキッド回はテンションが下がる。探偵ものに怪盗は絶対のお約束なのか。

  • 「さよならはディナーのあとで」の目次でドキッとしましたが、風祭さんの栄転だったので、ホッ。
    「名探偵コナン」とのコラボ、楽しい!「カムサハムニダ」の謎は、しょーもないネタとして、柚木麻子さんの「ランチのアッコちゃん」に引用されてましたね。

  • 前索と中身は変わらないが、いつもしっかり楽しめる作品。

  • シリーズ最終作(と書いてある訳ではないが、締めが明らかにそうなので多分)。
    今までの作品の型と違う「怪盗の犯行予告モノ」が収録されていたりするが、特に雰囲気が違う訳でもなく、例えるならば『名探偵コナン』の中の怪盗キッド回みたいなものである。
    犯行現場が大体あのへんだなぁという想像こそ付くものの、結局特に国立市である必要性を感じる点は無かったなという印象。まぁ舞台の設定がしてあるというだけでそれ以上でないことは普通のことだけれども。

  • 2017年9月9日読了。最後は風祭警部があのような形に持っていかれるとは思わず、でも安全パイな最後でしたね。18回も影山の推理に頼り続け、事件を解決してきた辺りが、ほんと名探偵コナン状態だなーと思っていたら、最後はコナンとのコラボ作品まで。影山、お疲れ様でした(笑)麗子お嬢様にこれからも従い続け、事件解決し続けてください。そして、麗子お嬢様はますますできないデカになり続けることでしょう。第二の風祭警部になるんでしょうねぇ。

  • 流石に柳の下には何匹も鰌はいなくて、大いなるマンネリで続くかと思ったが一応は完結したらしい。探偵小説として短編としてアイディアが続くことは流石、プロであるが、キャラに頼ったストーリー展開は飽きられる。

  • まさかのお別れ。
    即戻ってくるのか、麗子もよばれるのか。
    どちらにせよ出番が無くなることはないんだろうな。

  • 3冊目の文庫。そんなに面白いと思って読んでいるわけではないんだけど、毎回買って読んでしまう。なんか中毒性があるというか、なんというか…。特に今回は面白くなかったです。でもこのテンポの良さは好きです。たぶん続きが出たら買うと思います。

  • これでいいのだ。
    とにかく、麗子お嬢様に「お嬢様は・・・」から始まる毒舌を吐き、麗子ちゃんが「って、影山~!」って叫ぶこのシーンが読みたくて、このお話を読んでいるので。
    影山の推理力、半端なくかっこいいけど、どうしても憎めない風祭警部が・・・。
    コナンくんとのコラボは毛利のおっちゃんの代わりが、えええっ!で楽しい。コナンくんも大好きなので嬉しかった♪

  • コミカルさが面白い。謎ときもさながら、この軽さが好きなんだと思う。

  • 前作2冊とも読んだので、何となく惰性で買った3作目。通勤時間の時間潰しと思ってたけど、何も予定がなかった土日で殆ど読了。
    話の作りは相変わらずで、期待以上でも以下でもなく、まあ気軽にサクサク読めるのは良いですね。だけど警部がああなっちゃたら、この後、どうなるんだろうねぇ。
    コナンくんとのコラボは楽しみだったけど、意外とあっさり。コナンくんとは話のテイストも似ているので、実写とアニメのコラボも面白そうと思ったけど、局が違うか…。
    本作には殆ど触れず、聞きたくもないことを滔々と述べる解説が酷い。

  • ゆるミステリィは健在だが,インパクトに欠ける.中々難しい.

  • 影山の暴言?失言も回を重ねるごとにパワーアップしている様がなんとも微笑ましい.もはやキャラだけでも十分に満足できる領域にあるのにミステリ部分にも手抜きがない.さすがといった感じ.文庫特典で「名探偵コナン」とのコラボあり.

  • 文庫版特典の「名探偵コナンコラボ小説」目当てで購入。
    でも、「オレは毒舌キャラじゃない」とか、どの口がいいますか、コナンくん。無自覚ですね、そうですね。

    1-犯人に毒を与えないでください【毒殺】
    2-この川で溺れないでください【溺死】
    3-怪盗からの挑戦状でございます【消えた置物】
    4-殺人には自転車をご利用ください【時間トリック】
    5-彼女は何を奪われたのでございますか【消えたアクセサリ】
    6-さよならはディナーのあとで【撲殺】
    7-探偵たちの饗宴【「名探偵コナン」コラボ】

  • 「犯人に毒を与えないでください」★★
    ネコとペットボトル、それは共通点なのか?
    「この川で溺れないでください」★★★★
    車に桜が積もっていたから犯人がわかるというのは面白い。
    「怪盗からの挑戦状でございます」★★★
    ここにきて新キャラの怪盗。誰が怪盗かはわかりやすすぎて面白くない。シリーズ化するの?
    「殺人には自転車をご利用ください」★★★★
    目撃証言を作るためという行動、被害者の態勢の意味に納得。
    「彼女は何を奪われたのでございますか」★★
    なんかイマイチ。
    「さよならはディナーのあとで」★★★★
    ギャグが伏線になっているのが流石。

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著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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