海街diary (小学館文庫 た 20-4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094061659

感想・レビュー・書評

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  • 4姉妹のうちの、幸とすず、特に良かったな。

    物語に登場する前の、彼女たちの過去が立体的に浮かび上がるような気がして。

    友人は映画を勧めていたが僕は、

    コミック→映画→脚本→小説 の中の小説を読んだ。

    実際にはなかなかあり得ない家族構成かもしれないけれど、

    血のつながりがなくても、心の壁や距離がちょっとずつ取り払われていく様子は、

    自分にも周りにも、厳しいなぁ、と感じる日々の生活の中で、

    ああ、巡り逢えてよかった、と思える物語だった。

  • この前に読んだ本ですっかり心やられてか?
    心穏やかに楽しくサラサラ読めた。
    ラストはなんとなくウルッときて、リハビリには丁度いい本でした。

  • 突然読みたくなった。映画を見ていたから文章がスルスル入っていく。
    なんかいいなって思う、この4姉妹。
    コミックは読んでないけど、映画のキャスティングも最高だと思う。
    映画をまた見たくなったな。

  • 鎌倉の古い家で暮らす三姉妹。
    父の葬式をキッカケに腹違いの妹との生活を始める。
    映画は見ずにこのノベライズを読みました。
    終始優しい物語でしたが、
    後半の幸とすずの蝉時雨の見晴台のシーンは、
    本当に感動した。
    気を遣わないでいられる居場所。

  • 映画のみ視聴だけど、自分の記録のために残す。

    母親の大好きな映画で、何度も何度も見返しているのは知っていたけど、反抗期だった私はあえて見なかった作品。今考えれば勿体ないことをした。

    女三姉妹の末っ子である私は、見終えてから無性に姉たちに会いたくなった。長女と次女がちょっとバチバチして、三女はそれをハラハラしながら見てるとか、そういう感じがとてもリアルだった。

    音の少ない映画が好きなので、最初から穏やかな雰囲気に一気に引き込まれた。このまま4人の姉妹が仲良くなっていく様子が最後まで続くのかと思ったが、最後にすずが気持ちを吐き出し、本物の姉妹に近づくことの出来るような場面があって、わたしもほっとした。

    姉達3人が、すずを大事にしていることがよくわかるそれぞれの描写があって、そういうものを見るたびに、わたしも姉たちに愛されてきたんだな、といいような少しくすぐったい気持ちになった。

    1番好きなのは次女かもしれない。
    一見、自由奔放でサバサバしているように見えて、面倒見もよく、はっきりとものを言い、でも3女やすずからしたら頼れる姉なのである。
    人のために動いたり、お世話になった人のお葬式では誰よりも涙していたり、なんだか人間味の溢れるキャラクターだった。

  • 映画が大好きで、小説も大切に取っています。

  • 買って2時間ほどで読了してしまった…

    漫画も映画も観ておらず、映画のキャストと
    おおざっぱなあらすじを知っているだけのわたしですが
    これは楽しめました。

    家族への思い、別れ、誰かとの絆、いろんな不安や
    大好きなものが増えていく喜びなどなど
    様々な色がキラキラしていました。
    映画を観たくなりました。

  • 当たり前だが映画の雰囲気がよく出ている。映像も浮かんでくるのでとても心地よい。本棚に置いて映画を思い出すきっかけにしたい。

  • ■ 15143.
    〈読破期間〉
    2015/9/20~2015/9/21

  • 映画の映像をイメージしながら読み進める事ができた。小説として素直に入り込めた。
    幸も佳乃も千佳もすずも鎌倉も二ノ宮も全てが好きだ。

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