長崎新地中華街の薬屋カフェ 中秋の月に照らされて (小学館文庫 Cえ 1-3 キャラブン!)

  • 小学館
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本棚登録 : 116
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094066081

作品紹介・あらすじ

長崎中華街で出会った癒しのお茶と甘い恋

小さい頃から大好きだったドラッグストアで働く山下藤子。長崎・浜町アーケードの店舗へ異動になって張り切るが、売上げのプレッシャーやお客様のクレームに心労がたまり、ついに帰宅途中の道端で倒れそうになってしまう。そんな藤子を助けてくれたのは、中華街にある「薬屋カフェ」の青年スタッフ、王。笑顔が素敵な彼は薬膳にくわしく、藤子の不調を聞くなり、今の藤子に必要なものがたっぷりつまった中国茶や中国菓子を教えてくれた。すっかり薬屋カフェのファンになった藤子は、中華スイーツの美味しさにもはまり……そして王との恋もゆっくり進展中!?
そんなある日、ドラッグストアに一人の若い女性客がやってくる。彼女の悩みにうまく対応できず、怒らせてしまった藤子。お客さんの心に寄り添う接客は難しい。沈む心を抱えながら薬屋カフェへ向かった藤子に、王がくれた、あるヒントとは?
長崎新地中華街――そこは、美味しくて優しい味のスイーツと、極上笑顔が待っている場所。働く女子の心と体にうれしい、癒しと恋の物語!

感想・レビュー・書評

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  •  ドラッグストアにやってくる人達の要望に真摯に向き合ってくれる藤子みたいな店員さんいたら、絶対通いそうな気がしますね。

     ワンとの関係も、ゆっくり育んで良い雰囲気な所へ爆弾母登場。名前の由来や母の想いが解ってよかったです。ガッチリ周りから固められてる気もしますが、ほんわかした雰囲気と番犬モードのダークサイドを持ち合わせてるワンも良いキャラしてるのがお気に入りです。

  • さいごはどうなるかと思ったけれど無事にハッピーエンド?笑

    中秋節、たのしそう
    2月のランタンフェスティバルにもいきたい

  • 一巻未読ですが、問題なく読めました。とはいえ出会って付き合うまでの過程は読みたくなりました。
    疲れたときは癒しのカフェへ。変なメニューもあるけど今必要なものを出してくれる素敵なお店。
    とてもほのぼのしました。

  • 愛情、イベント、ほうれんそう、強引なお客様。

    最初の話では、そこも注意しないといけないのか、でした。
    これはこれで、いつか使うかも知れない知識。
    イベントは大変そうでした…主にお腹がw
    社会人のほうれんそう、は大事です。
    常識だと思っていた先輩の方に軍配はあがる気はしますが。
    勤務中に連れて行こうとする女性は、問題あり、ですが
    これはこれで意外な現実。

    ほのぼの、緩やか、でした。

  • これもほのぼの楽しく読了

  • 長崎の人には馴染み深い新地中華街。そして
    観光客にも人気な新地中華街が舞台の物語。
    今まで長崎から出たことない自分にとってもまだまだ知らないことってあったんだなぁって思った。

    多分その場所に薬屋カフェはないかもしれないけれどどなたか開店してもいいと思いますよ?笑
    イケメン店員さんがいるなら絶対行く!
    いなくてもご飯が美味しいなら行きたいな♪
    疲れてもいろんな食べ物で癒されたいね!

  • 薬局と薬屋カフェ。違うお店だけど、多くの人の体調を気遣うことは変わらない。そんな2つの店で働く2人の話。
    今回は藤子の優しさがよく分かる話が多かった気がする。お客さまとの接し方を見ていると、本当にこの仕事が好きなんだと。
    あと、ワン君のお母さんが中々強烈だった。そのお母さんとのやり取りを見て、藤子って強いんだなぁ。とも思った。
    藤子の優しさや強さ、ワン君の子供っぽさ(?)など、新しい面が見える本だった。

  • ミステリ、というほどでもないけど、日常の中のちょっとした疑問を解決したりしなかったりなシリーズ。ドラッグストアの店員って立ち位置は面白い。けど、ここから次に進めないような気もする。

  • まさか続編が出るとは。
    主役2人はもうお付き合いを始めたということで、前回のようなドラッグストアを舞台にした日常ミステリというより、2人が美味しいもの食べながらいちゃいちゃしている話だったような気がします。
    確かにドラッグストアの日常話も出てきて、元ドラッグストア勤めだった自分としてはあるあると思いながら読めて楽しめましたが、もう少し困難やトラブルを解決する話を読んでみたかったというのは贅沢な話かなあ。
    ただ贅沢と言えば、他作品のカフェの話が出てきたのは、ファンとしては嬉しいサービスというか、贅沢仕様でありました。
    また、ワン君の名前の件がお母様登場により、一応解答が出たのもすっきりできました。
    かなりツンデレなお母様でしたが……今後大変そうだ。

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著者プロフィール

長崎県出身。2012年9月から執筆を開始し、WEBにて発表。2015年8月「北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし」(宝島社)でデビューに至る。

「2019年 『薬草園で喫茶店を開きます!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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