蟲愛づる姫君 虜囚の王妃は夜をしのぶ (小学館文庫 C み 1-11 キャラブン!)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094070682

作品紹介・あらすじ

世にも奇妙な王様夫妻、突如誘拐される!?

毒蟲と蠱毒をこよなく愛する変わり者の「蟲愛づる姫君」こと李玲琳。彼女と魁国の国王・楊鍠牙との結婚生活は、八年を経て双子の王子と王女にも恵まれ、意外にも現在進行形で順調かつ円満だ。
ある日のこと。魁の王宮に故郷・斎帝国から使者がやって来た。飛国と同盟を結ぶために会談の場をもうけるが、そこへ玲琳も同席して欲しいというのだ。飛は斎にも劣らぬ由緒と広大な領地をもつ大国で、第一王子の榮覇はかつて、すでに人妻だった玲琳に熱烈にアプローチを仕掛けてきた因縁深い人物。斎の女帝にして最愛の姉である彩蘭の頼みということもあり、玲琳は会談の立ち会い役を二つ返事で引き受けるが、事前調査のつもりで榮覇のもとへ送った蠱は、何者かによって無残にも引き裂かれてしまう。ことここに至って異変を察した玲琳は、同盟締結劇の裏に不穏な動きがあると知りながら、夫の鍠牙とともに旅立つ。が、その道途で一行は謎の蠱師率いる一団に襲われてしまう。どうやら彼らは飛国側の人間で、今回の同盟に反対する勢力のようなのだが……。

感想・レビュー・書評

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  • 骸とムグラはどこへ行くのかしらねえ
    お姉様はどこまでも女帝なの憐れつよい… 

  • いろいろとぶっ飛んでいる人ばかりなので、榮覇のキャラに逆にホッとしてしまう。

  • 彩蘭からの使者に鍠牙がヤキモチ妬いてたの、火琳がズバッと指摘して鍠牙が固まるのめちゃくちゃ笑った。
    子供の嗜みと言いつつ言っちゃってるの、子供らしくて可愛い(笑)
    そういう意外と普通の一面あるけど、骸に傷口蹴られたときに玲琳が庇うと、その玲琳を睨みつける鍠牙はやはり末期!笑
    鍠牙は自分はあくまでも駒で、玲琳にはそれを当然と思っていて安全圏にいてほしいんだよね。
    狂ってるわー。(褒めてる)

    鍠牙と張る狂った男がまた一人増えたな(笑)
    骸、相当アレだよね。
    許婚で従兄弟だった葎が既に死んでると知ったことで、かなりぶっ壊れちゃったな。
    胡蝶二腹えぐられたときに記憶取り戻してて、そこから葎が生きてると思ってたからずっと今まで従って生きてきたからな……。
    死んでたとか相当しんどいよな。
    ムグラの贄になってたのはやばい。
    ムグラ、葎としての意識が強めなのかな?

    双子ちゃん達、今回も活躍〜!
    黒連れて彩蘭に謁見したあと、黒とおお暴れ(笑)
    紅玉の狙いは大暴れさせることと榮覇に気づかせて動いてもらうことだと思ったら、まさか普稀に会わせるためだったとは。
    黒に普稀を覚えさせないと、玲琳のとこに行けないからか。
    骸のこと知ったあとだと納得。
    普稀じゃないと対等に渡り合えんよな。

    由蟻という新たな犠牲者が(笑)
    鍠牙、ほんと人たらしだ。そして、質が悪い。
    直属の手下にするつもりかと思ってたら、双子達の遊び相手として雇った(笑)
    由蟻、風刃と雷真より強いかもだし、護衛としても良さそう。
    斎の蟲師の元で奴隷として仕えさせられてた男の子達、手練れが多そうだよな。
    みんな連れてきたらかなりの戦力になっただろうけど、全員は無理あるか。
    由蟻は雷真と血縁関係にあるし、それで連れてきたってのもあるもんな。
    こんなとこで血縁が見つかるとは…。

    彩蘭と普稀の馴れ初めすごいな。
    さすがは玲琳の姉だね、彩蘭。
    むちゃくちゃぶっ飛んでる。
    そんな口説き方ある!?て感じの口説き方してて、普稀が混乱するのわかりすぎる。
    しかも、普稀には髭が良くて一目惚れって!笑
    普稀も腰抜かすわ。

  • ヤンデレ夫婦のお話。

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