日本沈没 上 (小学館文庫 こ 11-1)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094080650

感想・レビュー・書評

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  • 言い回しや表現に古臭い部分があり想像し辛い箇所がある。あと説明が長いし専門用語も多く出るので読み進めるのが辛くなってくる。

    途中まで何故かみんな直接的な表現を避け言葉を濁している。とうとう核心に迫る場面でも、かなりのページ数を使い専門的な説明をした上で「日本が…沈没する…!」みたいな結論に辿り着く。
    正直何の驚きもなく「そうでしょうね!」って感想しかない。だってタイトルで言ってるやん。そこまで引っ張るなら最初から匂わせなきゃいいのになぁ。

    後半でやっと大きな地震も起きたので下巻に期待したい。

  • 面白くなかった訳ではない でも肌に合わなかった
    今まで少なくない数を読んだがこんなにも合わない作品は初めてだった
    面白いとか面白くない以前に読み続けたいと思えなかった

  • 想像以上に科学的読み物で、パニックシーンは少なく原因と対策についてひたすら会議している。地理学だけでなく政治や経済の話にも及び、なかなか厳しかった。

  • あらすじはわかっているものの、読んでみた。

  • 地学的なことはわからないので、一国消滅の危機に人々がどう向き合っていくのか、という話として読んだ。ただ、こういう場合に気になるのは脱出後の話であって、続日本沈没のほうも読んでみたくなった。
    外国にいる人達が、同情の気持ちを持ちながらも、成り上がり国家の滅亡を小気味よい気分で、あるいは一大スペクタクルを見つめる気分でいる…というあたり、人間って残酷だと思った。隣人愛って難しい…。
    そして、東日本大震災や津波、原発事故を思い起こさせるような場面や人間描写もあり、40年前の話とは思えなかった。

  • 自分にはスケールが大きすぎた。
    頭は分かっても心はついていけなかった。
    満足度4

  • 友達から借りて、1日20分、半年以上かけて上下巻読み終えました。
    こんなに長い文庫本を読むのは初めてだったし、難しい言葉とかも多かったので。
    でも、これ読み終わった後、ほかの本読んだら、前よりもだいぶ速く読めるようになってたΣ(´д`)
    その点では読んで良かったかなあと。

著者プロフィール

昭和6年(1931年)大阪生まれ。旧制神戸一中、三校、京大イタリア文学卒業。経済誌『アトム』記者、ラジオ大阪「いとしこいしの新聞展望」台本書きなどをしながら、1961年〈SFマガジン〉主催の第一回空想科学小説コンテストで「地には平和」が選外努力賞受賞。以後SF作家となり、1973年発表の『日本沈没』は空前のベストセラーとなる。70年万博など幅広く活躍。

「2019年 『小松左京全集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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