千里眼とニュアージュ(上)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 332
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094081008

感想・レビュー・書評

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  • <内容>
    史上最大のIT企業が設置した“48番目の都道府県”萩原県。そこは全国から集められた800万人の「ニート」たちが暮らす、最先端の福祉行政の地だった。 だが、住民たちは悪夢にうなされている。炎、地獄の骸骨、そして金縛り。萩原県の地底には巨大な陰謀が眠っていた。 イラクから帰国するや、不可解な速達を受け取った臨床心理士・岬美由紀は再び混乱の渦中へと疾走する。岬美由紀の前に立ちはだかる『蒼い瞳とニュアージュ』のヒロイン、宿命の臨床心理士・一ノ瀬恵梨香。そしてメフィスト・コンサルティングのダビデ……。 エンターテインメントの頂点を極めた人気シリーズ初の文庫書き下ろし最高傑作!

  • 臨床心理士のお話

  • 史上最大のIT企業が設置した福祉都市をめぐるお話。最初から陰謀のにおいがプンプンしますが、上巻も終末の近くでようやくそのネタが明らかになります。<BR>
    失礼ながら、こんなネタで、最後はどうやって落とし前つけてくれるのか少々心配になってしまいますが、そこはそれ、松岡エンターテインメントなんで、期待してもいいんでしょうか。<BR>2006/1/5

  • 岬美由紀、千里眼シリーズ最新作。
    娯楽小説としてはこの上ない緊迫感、スピード感と圧倒的なスケールで物語が展開していて一息に読めてしまう。
    ぜひ映画化してほしい。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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