相棒 劇場版 (小学館文庫 つ 2-2)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 161
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094083590

作品紹介・あらすじ

都内で猟奇的殺人事件発生。連続するいずれの事件現場にも不可解な記号が残っていた。同一犯か-警視庁特命係の杉下右京と亀山薫が捜査を進めるうち、インターネット上に書き込まれた処刑リストが浮上する。犯人の次の標的は三万人のランナーと十五万人の観衆が集う東京ビッグシティマラソン。いま特命係のふたりに最大の事件が訪れる。現場に残された記号の意味は?真犯人は?右京と薫はこの危機を回避できるか?二〇〇八年スクリーンを席巻した大ヒット作に右京にまつわるオリジナルエピソードも満載した究極のノベライズ。映画とは異なる意外な結末が。

感想・レビュー・書評

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  • 劇場版相棒のノベライズ。ではあるけど映画と結末が異なるそうだ。劇場まで足を運んで観に行ったが、結末をしっかり覚えていないので映像でも再度観ないと、と思った。
    話のテンポも良く、登場人物の心情も詳しく描かれている。ふたりとも似ている、そっくりという他者の評価をエピソード中ずっとお互いに引きずるシーンが面白い。二時間ほどであっという間に読み終えてしまった。

  • 亀山くんが、右京さんの仕草に対して、内心でやや毒づく描写が面白かった。
    映像の場合だとなんとなくで見てしまうところに、言葉での説明が入る分、より右京さんの凄さとか、不思議さが際立ってたなと感じた。

    ノベライズだからこそなのか、視点や場面の切り替わりはやや多めだったように感じた。
    ただ、劇場版だからこそ登場人物は多く、ドラマシリーズに出てきたいろんな人物が大勢出てくるのは面白かった。

    映画とは結末が違うらしいので、今度DVDも見てみたいと思った。

  • 映画版とは若干違うストーリーになっていたので映画を見た人にも楽しめるようになってました。

    ストーリーは相棒ならではだったけど、やっぱり映像の方が面白いかも。
    可もなく不可もなくって感じでした。

  • 映画とは違って
    また、楽しめた。

  • 小説ならではの詳しい心理描写や映画とは異なる真犯人など、興味深く面白かった。ただ、長年ドラマ版のノベライズを担当されている方とは違う作家さんだったためか、ところどころレギュラーメンバーの口調に決定的な違和感があって(特に右京さん)気持ち悪かったのが惜しい。また、映画にはなかった『杉下右京の戦慄の過去』エピソードは確かに面白かったけれど、あれのせいで本筋へのフォーカスがぶれてしまったような……オチもオチだったし。

  • 映画は見そびれてしまったのだが、東京マラソンを舞台に、テロリストが、、、というお話は、テレビコマーシャルで何度も目にした記憶。ああ、こういうお話だったのね、とようやくすっきり。

    このシリーズ、これまですべて短編でしか読んできませんでして、それなりに楽しめはしたのですが、やはり自分の性格には長編ものがいいんだなぁと、本書を読んで再確認。
    短編ではどうにも出せない味は、ハラハラドキドキ感じゃないでしょうか。

    なお、解説によれば、本ノベライズ版は、映画と違って、イントロと結末部分がひねってあるそうな。映画を観た人も読んで楽しめるし、映画を観ていない人は映画を観たくなる、、、とか。さて映画はどうしたものか。

    (2009/11/25)

  • 映画は未見。

    スピード感はあると思う。
    相棒のあの二人を思い浮かべながら読めました。
    相棒を見たことがある人がターゲットなのでしょうけど、知らずに読むと「?」になりそう。
    チェスやチェス業界(?)がわからないので「うーーん」ってところもあり^^;

    映画とは展開が違うそうなので、映画も見たいです。

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