挑戦 巨大外資 上 (小学館文庫 た 13-1)

著者 :
  • 小学館
3.51
  • (8)
  • (11)
  • (11)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 129
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094084566

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  外資という言葉にひっかかって、ホリエモンも高杉良の本を
    よく読むと言っていたから読んでみた。
     外資というキーワードはあんまり内容と関係なくて、古き良き
    時代の大企業を舞台にしたあれやこれやの陣取り合戦。なんか司馬遼太郎と同じような、高みから下々を俯瞰するような印象だった。
     こういったヒーローモノはどうにも違和感を感じるのだ。

  • 高杉氏の著作はほとんど読んだことない。
    いろいろ読まないとなぁと思っていたところで、
    いきなり父から「読み終わったから」と渡された本ww

    とりあえず通学時間のみで割とすぐ読み終わったってことを考えると、
    そこそこ、先が気になる展開になっていることは確か。

    ただ、問題は内容。

    「外資で働き続けた奇蹟のCFO」の業績・仕事のやり方を語る小説
    ではなく、
    「その人が社内政治の中で何を思ったか。」「人事って大事。」っていう小説。
    ただ、それだけ。

    主人公がどう仕事をし、どういった業績を残してって話を期待したのに。
    「グローバルな税務戦略が評価されて~~~」とか本文に出てくるのに、
    それが何か書いてくれない。
    まぁ勝手に期待してたのが悪いのかもだけど。

    うーん、こんなもんか。って感じがした。
    社内不倫やら、足の引っ張り合いやら、リアルな側面を見るにはきっといいんでしょうけど。

    タイトルを変えるべきだなぁとおもう。

著者プロフィール

1939年東京生まれ。専門誌記者や編集長を務める傍ら小説を書き、75年『虚構の城』でデビュー。83年、退職し作家に専念。緻密な取材に基づく企業・経済小説の問題作を次々に発表する。代表作は『小説日本興業銀行』『小説ザ・外資』の他『金融腐蝕列島』シリーズ全5部作など。

「2023年 『転職』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高杉良の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×