株式会社ハピネス計画 (小学館文庫 ひ 7-1)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094085136

感想・レビュー・書評

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  • タイトルが目に入って買ったものの内容はわりとほの暗いシリアスな感じというか、ダークな展開の話だった。独特な世界観すぎて好き嫌いは別れそう。わたしはわりとすき。

  • ハートフルないい話し系かと思って買いましたが、ちょっとダークなファンタジーっぽいところがあります。ただ、読後感は意外と良かったです。終わり方も好ましく感じました。[private]大黒[/private]

  • 巻き込まれ型主人公による「幸せ」をめぐる怒濤のエンタテインメント・・・らしい。なんでこうなったかなの嵐。

  • 少し異質な現実に飛ぶことしばしば。足元が覚束無いままのハッピーエンドは、どこか架空の幸せのような印象…
    事実は小説より奇なり、だったりするかな。

  • 婚約を一方的に解消され、会社を喧嘩して辞めた結果、何事にも無気力になっている男が、中学時代の同級生と再会して立ち直っていく話でしょうか。何がハピネスなのかも、同級生だった女性への想いも、私にはよく理解できず、中途半端なファンタジーという印象。

  •  ストーリーの骨格は非常に良いと思うのだけれど、無駄な部分も多く、読みにくい感じをもった。「武蔵」の役割がいまひとつで、これだったら「倉田さん」が謎の人物として主人公と絡んだ方が面白かったのでは?
     今風といってしまえば、そうなのかもしれないが、ヤンキーなおねえちゃんや今の若者の描き方を、ステレオタイプにそのまま描くのではなく、実はもっと深い面があることを、描き出してほしかった。
     でも、面白かったし、読んで損するという感じでもなかったな。

著者プロフィール

平山瑞穂(ひらやま・みずほ)
小説家。1968年、東京都生まれ。立教大学社会学部卒業。2004年に『ラス・マンチャス通信』(角川文庫)が第16回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。著作には、『忘れないと誓ったぼくがいた』(新潮文庫)、『あの日の僕らにさよなら』(新潮文庫)、『シュガーな俺』(世界文化社)、『プロトコル』(実業之日本社文庫)、『マザー』(小学館文庫)、『四月、不浄の塔の下で二人は』(中央公論新社)、『午前四時の殺意』(幻冬舎文庫)、『ドクダミと桜』(新潮文庫)、『さもなくば黙れ』(論創社)など多数。評論に『愛ゆえの反ハルキスト宣言』(皓星社)、エッセイに『エンタメ小説家の失敗学』(光文社新書)など。

「2023年 『近くて遠いままの国 極私的日韓関係史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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