サントリーの嗅覚 (小学館文庫 Y か- 1-5)

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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094161151

感想・レビュー・書評

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  • 2012年11月8日読了。サントリーが世に送り出した「ウィスキー」「ワイン」「発泡酒」「コーヒー・ウーロン茶」の開発・絶えざる改良に関わるマイスターたちに取材し、サントリーの秘密に迫る本。ウィスキーは樽の材質や焼き加減、熟成の時間による味の個性、ワインは葡萄の採れた年の出来不出来・土壌の特性からくる味の個性を楽しむがビール(発泡酒)はどの水・麦芽や醸造所を使っても同じ、安定した味の製品を作る必要がある、など酒に関する私の知らない話をたくさん知ることが出来、興味深い。マーケティングの能力、営業の能力も重要だが、「酒と人が好きで好きでたまらない」「酒の奥深さに取り付かれ、寝食を忘れて商品開発に取り組む」こうした熱い漢たちの働きがあり、サントリーという会社が成り立ち、我々はうまい酒を楽しむことが出来るのだな・・・。

  • とりあえず(大)企業研究第一弾。サントリーのウィスキーの開発についてのレポートから始まる。技術者が商品力を支えているという話。まだ途中。

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著者プロフィール

片山 修(カタヤマ オサム)
ジャーナリスト
愛知県名古屋市生まれ。経済、経営など幅広いテーマを手掛けるジャーナリスト。鋭い着眼点と柔軟な発想力が持ち味。経営戦略、マネジメントにも造詣が深く、長年の取材経験に裏打ちされた企業論、組織論、人事論、時代論には定評がある。2001年から2011年まで学習院女子大学客員教授を務める。
『時代は踊った――オンリー・イエスタディ‘80s』(文藝春秋)、『ソニーの法則』『トヨタの方式』(以上、小学館文庫)、『本田宗一郎と「昭和の男」たち』(文春新書)、『ふるさと革命――“消滅”に挑むリーダーたち』(潮出版社)、『社員を幸せにする会社』『技術屋の王国――ホンダの不思議力』『豊田章男』(以上、東洋経済新報社)など、著書は60冊を超える。

「2021年 『山崎正和の遺言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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