- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094513158
作品紹介・あらすじ
「ねえ、『ここが世界の果てなら』、って。そう考えたらいいと思う」。君の奇抜な提案に、俺はつい言葉に詰まる。「ねえ、そしたらその先は、誰もが初めて見る景色だから。誰も見たことないならさ、それは自分だけのものじゃない?」世界の果て、世界の終わり-果てと終わりの向こうには未知が広がる-君はそう言いたいのだろうか。主人公の少年・慎司。幼なじみの双子の姉妹、まひると真夜。それぞれに恋心を抱きながら育ち、三人が高校生となったある日、真夜は事故により記憶を失い、日常はゆるやかに崩壊をはじめる。
感想・レビュー・書評
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状況を把握した時点でオチが読めたので、後はさらっと。心の中のゴニョゴニョした独り言がちょっと浮いていたような…。ラノベらしい語り口ではあるが、全体の雰囲気にはあまり合っていなかったかな?もう少しグッと読み込ませるような吸引力が欲しかった。
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1巻。
予感した景色、期待した感動、息が止まった結末。
もう一度読み返すライトノベル。 -
ライトノベルを超える!と某所でみかけて期待しすぎたみたい。
軽く読めます。まぁ、オチはわかりやすいというか。それ以外に考えようがないというか。
オバちゃん世代は逆タッチじゃん、と思いました。 -
双子と友達以上恋人未満な関係でモニョモニョしてたら
双子の片割れが事故で記憶喪失に.
そんな感じの恋話.
サブタイトルは日付で統一.
そして話が行ったり来たり.
この手法ってば苦手なんだよなぁ….
本の前から後ろに時間が経過して行ってくれないと.
途中で「あっちがああなってたときこっちではこんなことが」
って流れならそれほどキライじゃないんだけとも. -
何とも言えないラストだったなと思います。
スッキリ終わるお話が好きなので、
消化不良と言いますか。 -
キーワードは「記憶喪失」「三角関係」「双子」「不自然」。一般小説でもいける内容だと思う。喪失感のある、この感じは好き。グッドエンドで終わらないところも好みです。読む人は選ぶかもしれないけど、良作の部類に入っていいと思う。
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展開はかなり早くに読めるが、最後に一捻り待っていて、好みではないが興味深かった。
語りの軽さと物語の低調音の重さのギャップが私には面白かったがダメな人にはダメだろう。
少なくとも著者の他の作品が読みたくなる程度にはじゅうぶんおもしろかった。
余談だが登場人物の名前からすると、この人は金沢市出身なのだろうか? それとも毎回適当な場所から名前を拾う習癖なのかしら? -
http://sgk.me/vIGh5t 双子の姉妹、まひると真夜。幼なじみの少年、慎司。
それぞれに恋心を抱きながら育ち、やがて高校生となったある日、真夜は事故により記憶を失い、日常がゆるやかに崩壊をはじめる。