- Amazon.co.jp ・本 (661ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094513639
作品紹介・あらすじ
皇暦494年11月、流浪の攻性咒式士、ガユスはエリダナの街にたどり着く。そこで出会ったのは、荒々しき剣士、雷の女、絶望する少年。エリダナ四大咒式士である師のもとで、若き仲間たちが生きていた。街角を駆け、互いに背中を預け、血を流した。笑い涙し、苦悩し憤慨し、憎み愛した。誰にでもあり、誰にも存在しない青春時代。美しくも残酷な始まりと崩壊の記録-「Assault」が、大幅改稿と新章追加で完全真説版として新生。ジオルグ事務所時代、ガユスたちの秘められた過去を描く『されど罪人は竜と踊る』始まりの物語。
感想・レビュー・書評
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ライトノベル
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過去話.
エリダナに来たばかりの「赤毛で不幸な眼鏡置き」が
ジオルグの事務所に拾われて.
みたいな,1巻以前の話.
ちょくちょく出てきてた元カノとかね.
まぁ,過去だろうが現在だろうが未来だろうが
こいつらは血と肉と骨と内臓をまき散らしてるんだけども.
面白かった. -
やっぱ、Assaultはいいですね。
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タイトルのされど罪人は竜と踊るってそういうことなのね…
クエロの性格というか生き様はカッコいいけど生き辛そうだなあ。というか実際生き辛いよね、絶対。そこら辺がまさに竜というべきか…気高さが半端ないね!
隠者だの巌の武人だの氷蒼の道化だの紅蓮の魔女だの、ガユスさん流石に気付こうよ!!流石に虹色はまだ会ってないから分からないだろうけど電波って!お前そのうちの一人上司だろ?!
余談だけど友人に某挿絵を見せながら「このメイド服集団の中に女性が1人だけいます」って言ったら全力で嘘だ!って言われた -
改稿、新章追加した「Assault」ガガガ版。本編開始前、ジオルグ事務所がまだ健在だった黄金時代の話。ガユスが事務所に入るところから、事務所の仲間たちが誓いを立てるところまで。
新しく追加された話は海での休暇話と豚王による亜人の反乱話。事務所崩壊の真実はまだ語られないまま。
全体的に、若干クエロのキャラクターが安定してない気がする。あと今までの私のイメージではクエロはここまで男っぽい口調ではなかったような。キャラクターの掘り下げが手探りなのかなー。でも、クエロの強すぎるゆえに曲がれない性格の描写で、この巻全体にクエロ崩壊の予感を浸透させててうまいなーと思う。
罪人=ガユスは分かってたけど、竜はクエロかあ。まあ他にも竜やら人中の竜やらも含まれてくるんだろうけど。やっぱりガユスはどこまで行っても竜になれないのかな。そうゆうガユスが好きだけど、竜になった彼も見てみたいもの。
海話で、波を起こすギギナとそれに飲み込まれるみんなの図がかわいい。され竜では大人の無邪気さって貴重だ。
こうなってくると、はやく事務所崩壊とアレシエル(ガユス過去)の話が見たい。浅井さん待ってます! -
2012/09/19