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- Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094517859
作品紹介・あらすじ
そして、舞台の幕が上がる。
掛けられた言葉。誠実の意味。向き合った、彼女の気持ち。
俺をとりまく環境の変化は劇的で。
けれど、そんなことはお構いなしに時間は進んでいく。
文化祭の準備もいよいよ佳境。
演劇の練習が、ついに始まった。
登場人物と演者のイメージを近づけるため、俺と菊池さんは「日南の過去」を取材することになるのだが……?
俺の、俺たちの―――。
一度きりの文化祭が、幕を開ける。
感想・レビュー・書評
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余韻のある良い巻だったように思います。
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【誠実に向き合うからこそ知る、彼女の本当の気持ち】
文化祭の準備と並行して、風香の脚本を演劇に改稿していく物語。
みみみの告白を受けて、友崎に与えられたのは付き合う事の意味を考える事。
人によって千差万別の考え方がある中、見つけ出した答え。
それは他じゃ代わりのきかない関係を築く事。
それに気付いた友崎はたった一人を選ぶ為に模索する。
そして、風香を選ぶ決断を下した友崎は、劇中の結末で玉砕した事を知る。
しかし、悲嘆に暮れる友崎の背中を押したみみみ。
理想と感情について、異なる考えを持つ彼らは良い恋人同士になれるだろう。
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