愛玩王子 古都の恋詠 (小学館ルルル文庫 か 1-8)

著者 : 片瀬由良

• 小学館 (2009年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

比奈と王子は修学旅行で京都へ!あれも食べたい、これも観たいとワクワクの比奈たちは旅館に到着。消灯直前、飲み物を買おうと一人で旅館を抜け出した比奈は、途中で神社に立ち寄ってしまう。そこにいたのは妖狐の九重。九重は平安時代から神社を動けずにいるという。九重にはある願いがあって、比奈と王子はその願い成就に協力することに。平安のお姫様と陰陽師の恋が、比奈たちを不思議な京都冒険に導く。

感想・レビュー・書評

[うらこさんの感想 · 2011年6月18日]

7巻目。今回は修学旅行先の京都でのお話で、1000年前に京の都で起きた出来事からトラブルに巻き込まれていきます。
今回は魔法っていうよりは、陰陽師系の話でした。

比奈の親友美也ちゃんとヒロトくんが、意外と順応性があり、これなら王子が魔界の王子だと分かっても納得しそうな感じです。

最後に凪姫の恋人、匡臣の正体が分かりましたけど、これはかなり予想外でした。最近、最後に正体が分かるって言うのが多いですね。