- Amazon.co.jp ・本 (505ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094610116
作品紹介・あらすじ
深まる内憂とせまりくる外患によって幕府の権威はゆるぎをみせ始める。諸藩が力を蓄え、徐々に幕藩体制が崩壊していく騒然とした19世紀前半の日本を、小林一茶の俳句・狂言川柳などを駆使して民衆の視点から描く。
感想・レビュー・書評
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(1999.03.31読了)(1998.12.17購入)
出版社からのコメント
江戸末期、文化の担い手は庶民であった。葛飾北斎や十返舎一九の旅に見る開放的世界や頽廃的な文化を描いて、打ちこわしや一揆のエネルギーを解明します。
☆大系日本の歴史(既読)
「大系日本の歴史(1) 日本人の誕生」佐原真著、小学館ライブラリー、1992.08.20
「大系日本の歴史(2) 古墳の時代」和田萃著、小学館ライブラリー、1992.08.20
「大系日本の歴史(3) 古代国家の歩み」吉田孝著、小学館ライブラリー、1992.10.20
「大系日本の歴史(4) 王朝の社会」棚橋光男著、小学館ライブラリー、1992.10.20
「大系日本の歴史(5) 鎌倉と京」五味文彦著、小学館ライブラリー、1992.12.20
「大系日本の歴史(6) 内乱と民衆の世紀」永原慶二著、小学館ライブラリー、1992.12.20
「大系日本の歴史(7) 戦国大名」脇田晴子著、小学館ライブラリー、1993.02.20詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この時代の今も昔も第一人者なんだろうか。
文化文政時代は青木氏が書くに限る。
幅が広い。政治史から文化史まで。定信政権について、寛政の遺老も含め、やたら丁寧だった上に、高評価だったのは気になるが・・・。