女子高生サヤカが学んだ「1万人に1人」の勉強法: 知的すぎる無期懲役囚から教わった99.99%の人がやらない成功法則 (小学館文庫 プレジデントセレクト み 1-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094700077

感想・レビュー・書評

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  • サボりとは自分への裏切りである。
    継続することの大切さを知った。

  • 生徒さんがすすめてくれたので、買ってみた本。檻の中から懲役囚が教えてくれるなんて、「羊たちの沈黙」のレクター博士みたいだなと思った。
    善悪を越えて超人の頭の中にも興味があるので、その意味でも考えの一片が見られて面白かった。

    内容は手紙のやりとりで書いてあるので、とても読みやすい。勉強以外にもタメになる雑学がちりばめられていてライフハックになる。
    結果的には「努力し続ける」ことが秘訣だということだけど、肝心の「し続ける」ことが難しく多くの人が断念してしまう。美達さんはそのモチベーションを上げる言葉が上手である。そこが特にタメになったので、自分のモチベーションupや他者のモチベーションupに参考にしようと思った。

  • 文句なしに為になる

  • 手紙のやり取りから人生を学ぶ。
    継続は力なりを相手に伝わる形で書いているのが伝わり読み進む。

  • 殺人を犯した無期懲役囚と、女子高生、男子中学生が文通した記録。
    殺人犯だが知能が高いらしい美達氏の言葉に、2人が励まされていく。この本を読むと、文通という古風なやりとりをきちんと続ける子どもたちが、とても真面目で良い子だとわかる。読書家の美達氏が、読者が苦手な中学生に本を薦める様子がとてもよい。「本を読め」「勉強になる」と読める人は薦めがちだが、この人はつまらなかったらすぐ辞めてと、読者への嫌悪感を生まないようにしている。自分と約束し鍛えていくことは、とても難しい。身近にこんな風にお手本を示してくれる人がいると頑張れるのかもしれない。ただ、こんなにいろいろ考えられる人が犯罪者なのが残念でならない。

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著者プロフィール

美達大和
1959年生まれ。無期懲役囚。現在、刑期10年以上かつ犯罪傾向の進んだ者のみが収容される「LB級刑務所」で仮釈放を放棄して服役中。罪状は2件の殺人。ノンフィクションの著書に『刑務所で死ぬということ』(小社刊)のほか、『人を殺すとはどういうことか』(新潮文庫)、『死刑絶対肯定論』(新潮新書)、『ドキュメント長期刑務所』(河出書房新社)、『私はなぜ刑務所を出ないのか』(扶桑社)、小説に『夢の国』(朝日新聞出版)、『塀の中の運動会』(バジリコ)がある。また「無期懲役囚、美達大和のブックレビュー」をブログにて連載中。http://blog.livedoor.jp/mitatsuyamato/

「2022年 『獄中の思索者 殺人犯が罪に向き合うとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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