- Amazon.co.jp ・本 (646ページ)
- / ISBN・EAN: 9784096580417
作品紹介・あらすじ
はるか辺境で生れた新たな力は、みやびに奢る平安の都を震撼させる。つわものの台頭と躍動を描く初期軍記の傑作を収録。
感想・レビュー・書評
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▼保元物語▼
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https://japanknowledge-com.ezproxy.kyoritsu-wu.ac.jp:2443/lib/display/?lid=80110V00410407詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『平家物語』を読んだ後なので、『保元・平治物語』を読むことにした。
非常に面白かった!ので、二作品続けて読むことをおすすめしたい。
『保元物語』の鶴若、亀若のくだりは悲しさでぐっときた……。ここらで情け容赦なかった信西と、後々『平治物語』で池殿の嘆願や常葉の魅力に負けて源の子孫を残した清盛の対比。
また、これを受けた『平家物語』における頼朝の平家根絶(六代の措置)への思いにも繋がってゆく。
物語上の流れとしては自然で、なんだかしみじみ考えさせられる部分である。
それにしても信頼のヘタレっぷりの右に出る者はいまい……。