『平家物語』を読んだ後なので、『保元・平治物語』を読むことにした。
非常に面白かった!ので、二作品続けて読むことをおすすめしたい。
『保元物語』の鶴若、亀若のくだりは悲しさでぐっときた……。ここらで情け容赦なかった信西と、後々『平治物語』で池殿の嘆願や常葉の魅力に負けて源の子孫を残した清盛の対比。
また、これを受けた『平家物語』における頼朝の平家根絶(六代の措置)への思いにも繋がってゆく。
物語上の流れとしては自然で、なんだかしみじみ考えさせられる部分である。
それにしても信頼のヘタレっぷりの右に出る者はいまい……。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2012年
- 感想投稿日 : 2012年1月13日
- 読了日 : 2012年1月13日
- 本棚登録日 : 2012年1月13日
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