ルーマニア どこからきてどこへいくの

著者 :
制作 : 1500 
  • 小学館
3.67
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本棚登録 : 21
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097263739

作品紹介・あらすじ

独裁政権、民主化、そしてEU加盟。経済の発展に沸く陰で、広がる貧富の差。急激に移りゆく社会の中で、子どもたちが、たいせつだと感じているものは?子どもたちの「たいせつなもの」で世界にふれる絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 「独裁政権、民主化、そしてEU加盟。経済の発展に沸く陰で、貧富の差は広がっています。急激に移りゆく社会の中で、子どもたちが、たいせつだと感じているものは?
    子どもたちの絵を通して、世界に触れる写真絵本です。」

    「山本さんは「もしも世界中の人みんなが大事なものの絵を見せっこすることが出来たなら、少しだけお互いをより理解しあえるようになり、少しだけ世の中の争いを減らすことが出来るかもしれません」と語っています。せかいの国々を知ってみんなの違いを理解することも、友だちづくりのひとつになると思います。」
    (『学校司書と先生のためのすぐできるブックトーク』ミネルヴァ書房 のブックトーク実例集より p63)

  • ルーマニアはEU加盟後、貧富の差が広がり続けている。

    ルーマニアの子供、というと、どうしてもチャウシェスクの落とし子たちを思い浮かべてしまう。でも、ルーマニアにも当然、日本の子供とそう変わらない生活をしている子供たちもいるんだ。
    この写真絵本は、(たぶん)富裕層の子供たちを取り上げている。マンホール・チルドレンの写真は2.3ぺージくらいだけだった。

    正直退屈な写真集だけど、ルーマニアといえば貧困とかわいそうな子供たち、という思いこみも失礼な話だった。それにしても、大人びてるわ。中学生や高校生ぐらいの年齢の子も、大学生くらいに見える。

  • ルーマニアの状況がわかりました。

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著者プロフィール

1965年生まれ。宮城県仙台市出身。医師・医学博士・写真家・国際協力師。1978年、南アフリカにて人種差別問題に衝撃を受ける。中学校の頃から数十か国を撮影。「本当に意味のある国際協力」について考え続ける。1990年医師免許取得。1996年医学博士取得。2000年より数々の国際協力団体に所属、アフリカや中東で医療援助活動を行う。2003年より2年間、国境なき医師団・日本理事。2004年、都庁からNPO法人の認証を受け「宇宙船地球号」を創設。「持続可能な世界」の実現を目指し、世界に目を向ける人々の育成を行う。

「2013年 『お母さんへ、世界中の子どもたちからプレゼント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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