いっすんぼうし (日本名作おはなし絵本)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 60
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097268925

作品紹介・あらすじ

体は小さいが望みはだれより大きな男の子

「おわんの舟に、はしのかい」「打ち出の小槌」などでおなじみの、幼いこところに誰もが親しんだ、もっとも有名な日本昔話です。
御伽草子に収められたお話を巌谷小波が今のような形にし、お話だけでなく唱歌もみんなに愛されてきました。
礒みゆき先生のリズム感あふれる文章に、100%オレンジの及川賢治さんが、大胆ですてきな絵をつけてくださいました。

【編集担当からのおすすめ情報】
お話のすばらしさとともに、及川賢治先生の大胆な色づかいをぜひ楽しんでください。

感想・レビュー・書評

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  • 及川賢治・絵のいっすんぼうし。

    むかしむかし。子どものいないじいさまとばあさまは、子どもが欲しいと神様に祈ったら、ある日、ばあさまの親指がぷっくとふくれてきて、いっすんぼうしが生まれてきた。
    小さいけれど、賢く勇気のあるいっすんぼうし。都にでて広い世界をみたいと、じいさまばあさまの元を旅立った。
    お椀を船に、箸を櫂に、川をゆく。
    都に着いたいっすんぼうしは、ある貴族のお姫様の相手に召し抱えられた。毎日、お姫様と暮らしていたが、
    ある日、鬼に襲われる。姫を救おうと鬼に挑んだいっすんぼうしだったが、鬼に食べられ・・・
    鬼の腹の中で針の剣を使い、鬼を懲らしめる。
    逃げた鬼たちは、打ち出の小槌を落としてゆく。お姫様が小槌をふるうといっすんぼうしは大きくなる。
    鬼から姫を守り、大きくなったいっすんぼうしは、お姫様の婿となり、じいさまばあさまを呼び寄せ幸せに暮らしましたとさ。

    カラフルでコミカルなイラストが目をひく。

  • 夏の読書ラリーおすすめ本用に。
    及川さんの絵だと、いっすんぼうしもこんなにポップに!
    いいよー、じつに。
    オニもまた3びきそれぞれいいんだわ。

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著者プロフィール

礒みゆき(いそ みゆき):栃木県生まれ。ダンサー、造形作家を経て、絵本・童話作家となる。絵本に『みてても、いい?』『わたしのひよこ』(以上ポプラ社)『ぼくのくつしたおまけつき』(ひさかたチャイルド)、紙芝居に『ねんねねんね』(教育画劇)[高橋五山賞審査委員会推薦賞]『かぜヒッキーをやっつけろ!』『「おかしも」は かじの おやくそく』(以上童心社)など多数。

「2022年 『ハロウィンに こんばんは!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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