マティスの絵本 泊まってみたいな―もし、マティスホテルがあったなら… (小学館あーとぶっく)
- 小学館 (1998年5月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784097271208
作品紹介・あらすじ
マティスの絵を親子で楽しめる画集絵本。
ようこそ夢のマティスホテルへ。1号室は「開かれた窓」、2号室は「青い窓」と、マティスの代表的な名画をホテルの部屋に仕立てたアート絵本。マティスの色使いを見ながら仕上げていけるぬり絵もあります。
【編集担当からのおすすめ情報】
「名画は、遊んでくれる」というキャッチコピーで1996年に刊行がはじまった画集絵本「小学館あーとぶっく」シリーズは、画家別13巻、『ひらめき美術館』3巻までそろい、発売から15年間で、累計発行部数70万部を超えるロングセラーになりました。
さらに、アートとの新しいふれあいを提案したシリーズとして、第47回小学館児童出版文化賞を受賞。結城昌子さんの、子どもたちにアートを広める長年の活動に対しては、2010年第50回久留島武彦文化賞が授与されました。
お子様とアートの最初の出会いに最適なこのシリーズを是非お役立てください。
シリーズ紹介ページ http://www.shogakukan.co.jp/books/series/_id_B10008
結城昌子公式サイト http://www.artand.jp/index.html
感想・レビュー・書評
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『北斎の絵本』と同じ「小学館あーとぶっく」のシリーズのマティス版。「マティス・ホテルがあったなら…」という切り口で、絵を部屋に見立てて一部屋一部屋のぞいていく。
赤い部屋、青い部屋、黒に黄色、女性のいる部屋、などなど…。「紫色のコートを着た女性」のページでは、「この絵には模様がたくさんあるよ」と十種類くらいの模様を小さく切り出した丸が並べられていて、どこにあるかな?とクイズ風に探せる仕掛けになっていた。東京都美術館のマティス展に娘(8)を連れて行けないかと密かに目論んでいるわたくし、隣でマンガを読みふける娘に「ちょっとこの模様が見つからないんだけど、わかる?」と声をかけたらまんまとつられてのってきた。他にもクイズがあるのかと聞くので、なかったのだが「どうだろう、あるかも」と一緒に流し読み。さらに、「こっちは富士山を探せのクイズがあったよ」と北斎の絵本も見せることに成功。この絵本シリーズ、強い!
好きだと思った絵は、「開かれた窓」「青い窓」「窓」「赤いアトリエ」。 -
▼「マチスの絵本」結城昌子。1999年小学館あーとぶっく。小学生の子供と読んだけれども、このシリーズは大人にとっても素晴らしいです。
▼丁度、上野でマチス展をやっていたので、その前に。マチスさんの作品は色も含めてかわいい物があ多くて素敵。赤の使い方が小津安二郎さんの感じにも通じますね。 -
マティスの絵をホテルに見立てて紹介していくのは面白い。鑑賞の邪魔にならない文が良い。
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アンリ・マティスは1869年フランスに生まれた。野獣派と呼ばれたそうだが、私は知らない。マティスの絵は印象に残った物がないから。なるほど、確かに目にしていたのは間違いないが。別に、マティスホテルに泊まってみたいとは思わなかった。
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2011年10月11日
デザイン/結城昌子、中岡一貴
絵画のことはまるで分からないのですが、このシリーズいいですよね〜。ゴッホとか借りてみようかな。...
絵画のことはまるで分からないのですが、このシリーズいいですよね〜。ゴッホとか借りてみようかな。
漫画を読んでいた娘さんもノッてきて、良かった!(笑)
私も絵画わからないんですが、このシリーズの語り口なら気負わず楽しめそうです!娘も私も変わらないってことですね笑
私も絵画わからないんですが、このシリーズの語り口なら気負わず楽しめそうです!娘も私も変わらないってことですね笑