- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098250417
作品紹介・あらすじ
マスコミ・知識人の情報操作によって、「世論という悪夢」が生まれる。我々がそこから覚醒するために、必要な真の知性とは?新聞・テレビが垂れ流すデマ、アイヌ問題や沖縄集団自決をめぐるタブー、天皇や戦争に関する無知…閉ざされた言論状況を打破する活字版「ゴーマニズム宣言」ついに見参。
感想・レビュー・書評
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小林よしのりは文もちゃんと書けるんだから、もっと字の本も書いてほしい。もちろん漫画という表現方法がもっとも得意だからそうしているんだろうし、漫画じゃなきゃ読まない層にリーチするという意味もあるのはわかる。しかし、逆に漫画というだけでバカにして読まない人たちもいるのだ。そういう人たちにもガンガン読ませてやってほしい。
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思ってた内容と違った。
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世論(せろん)という大衆の感情表現を最大限重視するマスメディアが、果てしなく民主主義を堕落させていく。責任ある公的意見としての輿論(よろん)と、感情的な世間の空気に過ぎぬ世論(せろん)を明確に区別しなければ民主主義は短絡的な感情だけに流されて、長期的な展望が閉じられた迷路に嵌まって、身動き取れなくなることだろう。
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ブレずに議論をする事に好感がもてる。
ただ、書き方のせいか自らが絶対正義と言っているように聞こえてならない。多分、個人と国家は別なのだろうが、そう割り切れるのはどれだけいるのだろう。戦時中の時代ならいざ知らず、現代ではどこまで響くのだろうか。
軍隊は悪とは思わない、教育は先ず内容よりも組織の変化これは特に共感を持った。 -
(推薦者コメント)
『ゴーマニズム宣言』活字版の試みである。マスコミの報道は、いつの時代も私たち国民を躍らせてきた。そんな中にあって、私たちは得た情報を一度「疑う」ことを見につけなければならないだろう。その考え方を見る。 -
書き下ろしかと勝手に思ってた。
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『ゴーマニズム宣言』の活字版。
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おぼっちゃまくんの次に氏の書物に触れたのが、これだった。
今まで、ゴーマニズム宣言など、なんとなく、こっち方面の書物を綴っているのは知っていたが、今まで手に取る機会も無かった。
今回、はじめて手にした本書。正直、戦争・政治にうとい自分にとっては、難解な部分もあったが、総じて、刺激的だった。
なんとなく、三島由紀夫を思い出したのは、なぜだろう?