なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか (小学館101新書 42)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098250424

感想・レビュー・書評

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  • 宝塚には正直トラウマがあります。
    理由は観劇してという理由ではなく
    部活の顧問がこれの狂気的マニアだったから。
    性格が悪くて最低な女でした。

    ですが、世界を広く見れば
    そんな人ばかりではないのは事実。
    あまり興味がない世界ですが
    男役の皆様はどこかかっこいいんですよ。
    心は男、の私でもいいな、と思えるぐらいに。

    本文の通りで、
    どこか彼女らを育てていく要素が
    大きいと思います。
    そして、這い上がる困難さ。
    だから、演技が磨きがかかるのでしょうね。

  • 中本先生の著書。ありがたいことにいただいたので拝読させていただきました。「あるある~~」の多いこと多いこと。でもちゃんと違うところも沢山あって、非常に興味深かったです。二月の初観劇が楽しみ!

  • なるほど、宝塚ファンを公言すると人脈が広がるのかー。
    そうかもね。

    ジェンヌさんの美しさは「男に媚びる美しさ」ではなく、「女にモテる美しさ」だそうで。分かります!その通りなのよ!

    宝塚にハマる理由
    1)じつは健全に楽しめる
    2)「育てゲー」的に楽しめる
    3)財布の中身に応じて楽しめる
    4)年代に応じて楽しめる
    5)「死と再生のプロセス」を追体験できる

    そうなのよ!宝塚は演目というより、「スターさんがいかに頑張って輝いてるか」を見るところなんだよね。育てゲー的であり、理想を描いて自己投影してしまったり。それが一番の魅力なんだよね。
    「清く正しく美しく」をつらぬいているから、安心して見ていられるし。

    トップが2~5年で交代することが暗黙の了解になっているため、「期間限定でハマれる」ところも、どっぷり「恋ができる」理由でもあるそうな。なるほど。

    <追記>感想を見れば、中年男性の方ばっか!そういう方向けに書かれた本ではあったけど、今更ながら購読層がマジで中高年の男性だったのだと驚き。新書だもんなー。題材は女性向けのものなのに、切り口が新鮮。

  • [ 内容 ]
    ビジネスアイで斬る宝塚歌劇が元気なワケ。
    「宝塚歌劇団」は2009年、創立95周年を迎えた。
    歴代スターを輩出し、年間観客動員数約260万人を誇り、愛と夢を描くその舞台は、今日も観る人を魅了してやまない。
    タカラヅカが愛され、タカラジェンヌが輝き続けるのはなぜか。
    トップスターというシステム、鉄壁のチームワークやマネジメントシステム、ファンを飽きさせないワザの数々。
    そこには、ビジネスを成功に導くヒントや、人生を幸福にするノウハウが満ちている。
    ヅカナビゲーターの著者が初心者にもわかりやすく分析、男にも女にも効く“元気のモト”タカラヅカの魅力を描き出す。

    [ 目次 ]
    まえがき 人生で必要なことはすべてタカラズカで学べる!
    第1章 男がタカラズカを観る10のメリット-このまま食わず嫌いでいいのか?
    第2章 なぜ宝塚歌劇に客は押し寄せるのか-知るほどにハマるタカラズカの強さ
    第3章 タカラズカに学ぶ組織マネジメント
    第4章 タカラズカで女を磨く!
    第5章 歴史と文化から見るタカラズカ
    第6章 「偉大なマンネリ」を堪能する
    第7章 レッツトライ!タカラズカ-初心者観劇ガイド

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
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    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 【日本縦断参考本】

    小さい頃から身近に宝塚歌劇があった者としては 納得の内容。系列の野球チームも見習って欲しいものだ・・・

  • この本を読むと宝塚が見たくなる。読みながらでも脳内宝塚でスターは踊り歌う。

著者プロフィール

1967年生まれ。山口県周南市に育つ。東京大学法学部卒業。「NPO法人企画のたまご屋さん」副理事長。株式会社リクルートに勤務ののち2000年に独立し、「働き方・学び方・遊び方」をテーマに執筆活動を展開。2004年より、本を書きたい人と出版社の出会いの場を演出する出版エージェント「NPO法人企画のたまご屋さん」の運営に携わる

「2009年 『著者の素』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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