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- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098250691
作品紹介・あらすじ
時は幕末、天保の世。ご存じ「遠山の金さん」こと北町奉行・遠山金四郎景元は、桜吹雪の諸肌脱いで悪人をこらしめた名奉行のはずが、その実像は大違い。老中・水野忠邦のもと、悪評高い天保の改革をおし進め、庶民を泣かせたその人だった。それがなぜヒーロー「金さん」となったのか。江戸文化を広く研究する著者は、江戸から明治にいたる時代の波にゆれ動く新たな景元像をあばきだし、「金さん」が桜吹雪を背負うまでを克明に追う。鳥居耀蔵の暗躍、矢部定謙との官僚バトル、次々に打ち出される金融・経済政策の失敗など、今すぐ使える話題も満載。