日本人の魂と新島八重 (小学館101新書 151)

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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098251513

感想・レビュー・書評

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  • 恥ずかしながら大河ドラマを観るまで、幕末期の会津のことをよくわかっていませんでした。
    この桜井氏の書籍でより強く会津について、当時の会津の方々が受けたことが分かります。私にとって見習うべき日本人がたくさんいらっしゃいました。何度も読み返したり、個々に焦点を変えながら学びたくなる1冊です。

  • 幕末は悲劇の朝敵・会津藩でしたが、その誠の貫き方は見事でした。その背景を今なお続く教育から読み解こうとした1冊です。

  • 櫻井よしこさんの本ということで。
    新島八重というより会津人の生き様の中に日本人の生き方を示したほんと言えると思います。
    敗戦の中から日本人としての生き方を真摯に捉えて実践してきた会津人。
    僕も日本人としていかに生くべきか考えさせられる一冊でした。

  • レビュー省略

  • 会津人としての誇りと武士道。一方で変わりゆく時代。新島八重という、女としても、人としても強い存在を生んだのは、そんな「不易流行」の世界で生きる宿命だったのかもしれない。「ならぬものはならぬ」という武士の心得を、八重が本当に理解していたかどうかは読み取れなかったが、少なくともその精神で生きた家族(特に兄弟)の背中を見ていたからこそ、大胆さと慈愛さの両方をもって常にあるべき方向へ自然と突き動かされていたのではないかと理解した。

  • テレビは結局2話までしか見てない(笑

    今、学校では道徳の時間はあるんですかね。
    よく知らないが、必要だと思う。

    英語もいいが、まず人として、日本人としてを学ぶべきであろう。

  • 2章「会津藩の人づくり」は面白いと思った。時代の価値観はそれぞれだが、ブレない価値観・教育観は必要である。

  • 柴五郎 ある明治人の記録 中公新書
    ならぬことはならぬのです
    806年、1888年 会津磐梯山噴火 

  • 今の日本の「誠」が、幕末の会津のように周辺国に理解されていないという共通性は、多くの読者に課題を与えることになるだろう。そこから更に考えたとき、現在、見えざる手によって世界版の廃藩置県が進行しているとすれば、各個人が取るべき行動のヒントは本書に十二分に書かれている。「生きる」こととは、ある分野で自分の役割を見つけて、自分の信じることに邁進すること解した。

  • 教育の大事さ、女性の強さがよく現れている。かつての日本人の多くが大義のために生きていたということを再認識した。ご先祖さんに恥じないようにしたい。

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著者プロフィール

ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、日本テレビ・ニュースキャスター等を経て、フリー・ジャーナリストとして活躍。『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中公文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『日本の危機』(新潮文庫)を軸とする言論活動で菊池寛賞を受賞。2007年に国家基本問題研究所(国基研)を設立し理事長に就任。2010年、日本再生に向けた精力的な言論活動が高く評価され、正論大賞を受賞した。著書に『何があっても大丈夫』『日本の覚悟』『日本の試練』『日本の決断』『日本の敵』『日本の未来』『一刀両断』『問答無用』『言語道断』(新潮社)『論戦』シリーズ(ダイヤモンド社)『親中派の嘘』『赤い日本』(産経新聞出版)などがある。

「2022年 『わが国に迫る地政学的危機 憲法を今すぐ改正せよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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