卵子はよみがえる「不妊治療」の先の真実 (小学館新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098252039

作品紹介・あらすじ

人は新たな卵子を作り出すことができる!

iPS細胞などが発表され、医学界の常識が次々に塗り替えられていく今、「卵子の老化」による不妊治療の限界に関する常識も覆されようとしている。
卵巣から卵子の幹細胞が発見され、それを目覚めさせる方法も開発され始めている。それは「人が持っている卵子の数はその人物の誕生前にすでに決まっていて、それらの卵子は人の成長と共に老化の一途を辿り、45歳を超えればほとんどその卵子が受精・分割 していく可能性はほとんどない」とされてきた「常識」がもはやまったく見当違いであることを意味する。
なかなかメディアに載ることがない最先端の情報を、これまでにないわかりやすい文章で説明する。
さらに、卵細胞にある遺伝子は愛と感動を伝える役目を持ち、周囲からの愛情と喜びの感情によって大きな影響を受けるという「エピゲノム」の分野まで踏み込んで説明する。
多くの患者のドラマを見てきた臨床医だからこそ綴ることができる、わかりやすい説明で、子どもを持つことをあきらめた人、また、これからの「妊活」「卵活」に不安をいだいている人・・・すべての人の未来を励ますものに。そして人の命をつなぐ遺伝子の不思議がわかる奥深い読み物に。

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