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- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098253043
作品紹介・あらすじ
日本人と全く異なる中国人の思考法に迫る
権謀術数が渦巻く世界を何千年も生き抜いてきた中国人。
彼らの生きる術(すべ)は、暗黙知として中国社会に広く共有されてきた。
これらの暗黙知を実践した「ケース事例の缶詰」が、歴史書『資治通鑑(しじつがん)』である。
だから『資治通鑑』を読めば中国人の本質に迫ることができる、というのが著者・麻生川氏の考えだ。
資治通鑑には、紀元前500年から紀元後1000年まで約1500年間の中国の歴史が書かれている。
その中から、現代の中国で起きている問題──政治腐敗、環境破壊、人権問題、少数民族などに通じる事例を挙げながら、日本人とは異なる中国人の倫理観や論理を紹介する。
また、リーダーシップの豊富な実例を引き出し、20世紀以降の現代中国のリーダー達と比較し、中国政治の本質に迫る。
【編集担当からのおすすめ情報】
単に歴史書を読み解くだけでなく、現代中国のリーダーや出来事に結びつけた批評が随所に入っているのが特長です。毛沢東から習近平まで、著者独断による中国政治家の採点表もユニークです。
感想・レビュー・書評
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最初ちょっと取っ付きにくいかと思いきや、非常に分かりやすい中国人施政者の考え方を捉えた歴史書の解説であった。資治通鑑なんて殆ど興味がない人にも、中国の意思決定プロセスを知るにはオススメの新書。
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