- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098254583
作品紹介・あらすじ
面白すぎる戦国武将と天下統一の舞台裏 NHK大河ドラマ『どうする家康』で脚光を浴びる戦国時代。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑が取り組んだ天下統一事業の舞台裏に照射。戦国史屈指の研究者・藤田達生教授(三重大)が全国各地を実際に取材行脚した成果をまとめた痛快戦国伝。「織田信長の四国政策転換」が本能寺の変の動機であるとする鋭い論考、徳川家康の伊賀越えの舞台裏など、スリリングな原稿に加えて、「伊達政宗と家康六男忠輝との関係」「スペイン・ポルトガルの日本植民地計画を未然に防いだ秀吉の功績」「天下統一最終段階で行なわれた奥州なで斬り」「津軽に逃れて弘前藩の家老になった石田三成遺児」「尼子一族と鉄」「島原の乱とキリシタン」など読み応え抜群の原稿を多数収録。さらに、瀬戸内の村上海賊、志摩半島の九鬼水軍、房総の里見水軍、北東北の安東水軍など列島各地の「水軍大名」が江戸時代には内陸に領地を与えられ水軍力を封じられた事実に見る家康の深謀遠慮など、戦国がさらに面白くなる一冊。 【編集担当からのおすすめ情報】 ●本能寺の変、伊賀越えの真実。●イエズス会に長崎を寄進したキリシタン大名●伊達政宗と家康六男忠輝の野望●関が原で敗れた石田三成の遺児が逃れた津軽の地●弘前藩で密かに大切にされた太閤秀吉像など、知られざる戦国史を豊富な現地リポートを加えてまとめた一冊。
感想・レビュー・書評
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様々なトピックについて扱っている。特にキリシタン関連の章が興味深く読めた。
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<目次>
第1部 戦国時代の画期
第2部 動乱から泰平へ
<内容>
雑誌「サライ」に連載されていた「半島をゆく」(作家の安部龍太郎たちと)をベースに、再編集したもの。旅がらみであり、特に古城址を巡っているので面白い。そこに著者の知識が相まって、通常の紀行文とは一線を画している。