学校を変える新しい力 (単行本)

著者 :
制作 : 浜田 博文 
  • 小学館
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本棚登録 : 36
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098401260

作品紹介・あらすじ

校長主導型から学校組織主導型へ

これまで「”よい学校”とはどんな学校か?」という追究は数多くおこなわれてきた。しかし、「”この学校”の現状を”よい学校”へと変えてゆくには、何をどうする必要があるのか?」ということは十分に追究されていない。そのことを、現実に「よい学校へ変わっていった」事例の「変わっていった」プロセスを丹念に捉え直しながら、マネジメントとリーダーシップという視点で考えてみよう、というのが本書の趣旨である。
本書の主題は、一人ひとりの教師にもっと自信と自己効力感をもたせることにより(エンパワーメント)、これまでの校長主導型から学校組織協働型(スクールリーダーシップ)へ学校改善の原動力を転換させることにある。
「スクールリーダーシップ」構築のノウハウを、学校経営研究の第一人者である著者が学校管理職、ミドルリーダー、現場の教師それぞれに向けて、わかりやすく解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 組織として学校の力を高めるために、どんなプロセスを踏めばよいのか。
    今の教育現場の実態と理想の組織の間を埋めるための良書であると思う。

  • 10 大学における教員養成をどのように理解すれば良いか[張揚先生] 3

    【ブックガイドのコメント】
    「面白い事例を通して学校を変える教師力を描き、学校の様子がリアルに再現されている。」
    (『ともに生きるための教育学へのレッスン40』130ページ)

    【北大ではここにあります(北海道大学蔵書目録へのリンク先)】
    https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2001776907

  • 学校を変えるには、教師のエンパワーメントが不可欠で、「ウェブ」型組織観を持って多方向コミュニケーションを促し、「共有ビジョン」を共有することが大切である。校長の強いリーダーシップが必要だが、学校にかかわるそれぞれの人々がそれぞれの立場で、リーダーシップを発揮することが大事である。
    4校の事例が取り上げてあり、これが本校の実情に似ていたので大変参考になった。

  •  第一部は改革を求められている学校。その後、教師について、学校を支えるには、と続いていきます。興味のある人には読みやすいと思うので一度手に取ってみて下さい。
    (教育学部・国語専修 匿名希望)

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著者プロフィール

編著者:(はまだ ひろふみ)筑波大学人間系教授。博士(教育学)。

「2020年 『学校ガバナンス改革と危機に立つ「教職の専門性」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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