よふかしのうた (3) (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.18
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本棚登録 : 863
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098500642

作品紹介・あらすじ

新章開幕! 新たな夜に新たな人物!!

コウとナズナのふたりぼっちの夜ふかしに謎の少女が紛れ込む。

気怠げにコウに語りかける彼女の登場が、物語を加速させる__

「ようこそ 少年。手荒なマネしてすまないね」

コウとナズナに待ち受けるものとは!?
未知なる夜の世界は、新たな広がりを見せる!

大反響!
真夜中のボーイ・ミーツ・ガール、予測不能の第3巻!

感想・レビュー・書評

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  •  煽りに偽りなく、大きく話の動く巻だった。今までにないシーンがあって、こんなのも書けたんだ、と思ったり。まあ、ダイナミックな作画もちょくあったから、片鱗はあったんだろうけど。
     夜の風景も色々なものが描かれて、作品世界は更に広く、濃くなっていく。コウのネガティブだったりナイーブだったりした面が強調されていて、かつじっくりと、濃密に関係の進展の世界の拡大を匂わせていた2巻のが、雰囲気としては好きだけど、一気に話の動く今回は、また違った良さがあった。

  • 「だがしかし」から思っていたが、この人はボーイミーツガール的な話しを得意としているのでしょう。そういうのすごい好きです。ありがとうコトヤマ先生。応援してます。

  • いやぁ~、脂乗ってんねえ!
    おんもしれえわ。

  • 初版 帯

  • アニメは途中まで視聴。
    本巻からまだアニメで見ていないところです。
    色々キャラが増えて、様々な角度からコウとナズナの在り方が見えるようになってきた印象です。

    個人的に、続々と吸血鬼たちが出てきたのは意外でした。
    こいつらコミュニティ築いてる!
    ただ、これでコウにとってのナズナの唯一性が明確になったと感じました。

    あとは雑記になってしまいますが……。
    まずアキラ再登場が嬉しい。
    この子の距離感良いですよね。
    いや、全体的に絶妙にラブコメ王道からわずかにずれた距離感が魅力の作品のように思うけど、アキラは特に好き。
    (というか、アキラってコウのこと名前で呼んでたっけ……?)

    セリがビジュアル的に好みです。
    バランスが難しいけど、このくらい黒髪の混じった金髪?好きです。男も女も。
    あと142ページ!
    何でこの姿勢でパンツ描写しねえんだ!
    ふざけんな!

  • 3巻は19~29話を収録。
    新章が始まってキャラが増えてますます面白くなってきた。
    マジバトル回が始まるのかと思ってたら恋バナしはじめてほのぼのした。
    新キャラの中では今の所セリさんが一番好き。
    また、眷属になるまでに初めて噛まれた時から1年という期限があることが判明。思っていたより短いな…
    ナズナちゃんは他の吸血鬼たちと比べてもかなり異端な存在っぽい。これから色々謎が明かされていくだろうし楽しみ。

  • 不眠症&不登校になった中学生男子が夜散歩で出会った純情女吸血鬼との交流記第3巻。積んでいたのをようやく読んだ。ナズナの仲間登場の巻。そして人から吸血鬼に変貌する実例も。仲間の吸血鬼のキャラが濃い。

  • 新しい世界観。
    引き込まれる。
    日常の中の非日常。
    色々と考えさせられました。
    ナズナちゃん好き。

  • 他の吸血鬼が登場!5人も。いきなり腕がちぎれるバトルが始まって驚いた。吸血鬼について色々明らかになった。吸血鬼の名前は、繋がりがよく分からないのもあるけど、春の七草由来…理由あるのかな。コウ達三人は朝昼夜…どの名前も由来がある感じだけど、深い意味はないのかな。
    お祭り回、コウの、すごい幼なじみにあこがれたり、認められて喜んだりしてる素直さがいい。マヒルの好きな人…波乱の予感が。
    キキョウ セリとあっくんの修羅場。友達でいたかったのに、恋しちゃって、やっぱり離れられなくて、眷族にって…心掴まれる。それに比べると、ナズナとコウの気持ちって恋未満なのか… ところで、実際そんなに激情な恋心を抱く人って、どのくらいいるのかな。

  •  いよいよ本編が始まるかのようなワクワク感のある3巻である。
     これまでは「よふかし」に焦点が当てられてきたこのシリーズ、今回から「吸血鬼と人間の恋愛」という主題にスポットを当て、大幅に登場人物を増やして物語の方向性をガッチリ定めている。

     それにしても、ここに来ての路線変更というか、本代へと突入する展開には驚かされた人が多いだろう。自分もその一人だ。
     プリン頭のギャル系JK桔梗セリとの出会いから始まり、連れられた先で夜守コウが出会った平田ニコ、小繁縷ミドリ、蘿蔔ハツカ、本田カブラら女子色強い吸血鬼勢。彼女らとの出会いは物語を新章に導いている。
     女子女子した彼女らとコウ(やナズナ)のアンマッチなどを描きつつ、この巻では桔梗セリにスポットを当てて一つエピソードを描いた形だ。

     コウの友人であるマヒル君の登場と合わせて、本格的に物語が始動したような巻であり、その中でもキビキビと物語が展開している。
     新キャラの魅力とセリのエピソードの質に加え、「恋愛学一生赤点みたいなやつ」(P.41)のような名言なども飛び出した今巻は、素直に星五つで評価したい。
     これからどんな形で物語が展開していくか、楽しみに待ちたい。
     制限時間の付加、物語に絡む友人、どこに焦点を当てても面白く展開しそうな、そんな一巻である。

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