よふかしのうた (6) (少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 719
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098503841

作品紹介・あらすじ

この感情が恋じゃないなら なんなんだよ

吸血鬼になることへの戸惑いを乗り越えたコウと、
コウに「惚れさせる」決意をしたナズナ。
「恋」って一体なんなのか、わからないまま二人の夜は加速する!

「恋愛なんてギャンブルはな まともなやつはやらねェんだよ」

二人きりの東京彷徨…都会の夜で「恋」を探す!
そして、確かな絆を手に入れた二人に、新たな衝撃の夜が…!

感情のジェットコースターへようこそ。
真夜中のボーイ・ミーツ・ガール、激震の第6巻!

感想・レビュー・書評

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  • いろいろ判明もしくは判明しそうな揺れる6巻
    ナズナは何者⁈

  • 初版 帯

  • 「吸血鬼とは?」という核心的な問いに、想像以上に踏み込んでいっている巻。
    もう少し遠回りするのかなと予想していたけど、今は物語的に新しいゲームが始まったと感じています。

    ◆「この感情が恋じゃないなら、じゃあなんなんだよ。」
    吸血鬼自身にも吸血鬼のことがよくわかっていない。
    「恋をした状態で吸血する」以外に、吸血鬼になるために何か条件があるんじゃないの? ってふと思いました。
    ナズナ側にも何か(心の)準備がいるんじゃないのって。

    ◆クラスメイトと揉めるマヒル
    こういうシーンって、虐げられている側に感情移入しがちですが、当時虐げる側の振る舞いを無意識にしちゃっていたんだろうな、と今になって思います。
    このケース通りでなくても、もしかして今もやっちゃってるのかな?

    ◆銭湯
    髪を上げているハツカを見て、心臓が止まりそうになりました。
    うひー。

    ◆病院のナズナ
    どうしても古い見方をしてしまうので、「ナズナが(所謂)真祖なんじゃないの?」と思って見ていましたが、違う展開が来そうですね。
    それはそうと、ずっとコウにしがみついているナズナが笑えます。
    病院の噂話を聞いて「こわ~…」となっているナズナも、なんか見たことない顔をしていてウケますw

  • 6巻は50〜59話を収録。
    とうとう吸血鬼の弱点が人間だった頃の私物であることが明らかに。鶯さんもよく発見したな。
    あっくんにとって大切なメガネを壊さなきゃならないのは悲しかったけど、壊す時のセリさんのセリフが素敵だった。
    無敵のように見えた吸血鬼だけど、油断していると簡単にやられる可能性が出てきたので少し緊迫感が出てきた。誰も死なないでくれー
    ニコたちも元人間だったのは意外だった。どこかに鬼舞辻無惨みたいな始祖の吸血鬼がいるのかな? 星見キクがそうだったりして…

  • 新しい世界観。
    引き込まれる。
    日常の中の非日常。
    色々と考えさせられました。
    ナズナちゃん好き。

  • コウとマヒルとアキラって、似た者同士なんだな。アキラは二人のよき理解者だけど、これから変わってったりするのかな。
    あっくんがキザ過ぎて面白い。マヒルにそれが普通に受けてて面白い…恋する者同士、共感できるのかな。
    またもや唐突に切迫場面が!探偵さん、軽快にしゃべってたかと思ったら、急に殺しに来て驚いた。探偵さん、吸血鬼相手に結構動けてるけど、普通の人間なのかな?
    吸血鬼の弱点が明らかになって、話がさらに進みだした。ナズナの過去、カブラの背景、キクとマヒルの今後、次巻が気になる!

  • 眷属になるための条件が「恋」ということで、恋バナ方面が活発になるかと思いきや、殺す殺されるの話だのナズナの過去だの、お話は何やらサスペンスなエリアと転がり込みましたよ? どう展開していくのか、ますます目が離せません。…それにしてもコウくんとナズナちゃん、あなた方の状態が「恋」でないなら、条件を満たす「恋」とはどんなものなんでしょうね!?

  •  表紙の愉快可愛いお姉さんは誰ですか…?

     出揃って来たキャラクターが交わることも増えて、ようやく大きく話が動き出した感じ、というか、ボーイミーツガールという観点からすると、前回から動いてはいたか。ここ3巻くらいは何かしら大きな動きがある気がする。
     ようやく大きな話に入るのか、と思わなくもないけど、そもそも本作は、ボーイミーツガールを中核に据えた、細々と生きる吸血鬼たちと人間との交わりを描いた作品だと思われる。であるからして、あるいは折り返しに入ったんじゃないか、という気もする。
     ちゃらんぽらんなヒロインだったナズナちゃんの過去に、こうも一気に踏み込んでいくとは思わなかった。吸血鬼の弱点の提示と合わせて、上手い話の流れだと感じる。
     前述したようにキャラクター同士の交流も増えて、ちょっとギャグ成分が増えていたり、あとはちょこちょこナズナちゃんの服装が変わっていたり、満足度の高い一冊だった。ほたるさんっぽい服装が扉絵であったり。
     あっくんの眼鏡をセリちゃんが捨てるシーンがとりわけ好き。

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