トクサツガガガ (17) (ビッグコミックス)

著者 : 丹羽庭

• 小学館サービス (2019年9月30日発売)

作品紹介・あらすじ

TVドラマ化作品！特撮オタクの共感満載！


とうとう母の決戦をむかえた
仲村さん･･･だったが、

最終ステージに選んだ場所は
なんと○○○○○ショップで！？

荒ぶるトラブル相次ぐ中、
仲村さんのクリティカルなあおりが
母の怒りをとことん吹き出し･･･

「そんなにお母ちゃんが嫌い？」

母からの毒気まとった攻撃を受けながらも、
もう逃げないと覚悟を決めた仲村さん。

『獣将王』の最終回とともに
仲村家でも一つの結論が、今、生まれる――！！



【編集担当からのおすすめ情報】

ドラマの続きがついに読める！！

ついに今集にて・・・本作の目玉である・・・
仲村さんとオタク大反対の母との決着が･･･
つきます！！

さらに『獣将王』の最終回もあり
見逃し厳禁な一冊です！！！

感想・レビュー・書評

[chokusunaさんの感想 · 2023年2月19日]

17-20巻での仲村さんの大きな宿題は、「母との関係改善」「ダミアンとの仲直り」。母との関係は、もう親子としてはダメだ、特撮が一年ごとに関係をクラスチェンジするように、私と友達になるというのはどうでしょう？という提案。すべてをゆるせなくったって友達にはなれるのではないか、という。最初はギクシャクしつつも、少しずつお互いの痛みを理解しつつ、歩み寄れたのでは、というところまで。人間関係に特撮からの考察が効く、と。そしてダミアンとの関係。吉田さん、北代さん、みやびさん、任侠さん、窪田さん、タツさん、「大きなお友達」の協力も得て、獣将王のショーに参加。ダミアンも友達ふたりと来てくれるものの、最初は「もういい」モード。まわりからのあの手この手の働きかけで、頑なな心にひびを入れることができて…という過程がもう見ててグッときました。ていねいに、各キャラクターのその後がつづられているところも吉でした。大団円。◆自分が苦しいことは、弱い人を見捨てていい理由にも、人を苦しめていい理由にもしてはいけないと、ずっと思い続けてきた。◆私もいつか、もっと輝いて見えるものに出会って、さよならが辛いとさえ気づかずに、去るのだろうか◆なんにもしないやつがバカにするな　戦ってる人のこと◆

[メガロドンさんの感想 · 2021年10月25日]

普通にないたわばかーー！！！
親との確執（ラスボス戦）の完結回（？）
着地点としてはいいと思う
友達になる、ってわかる気がする
大人になったら親と一緒に買い物したり、カフェいったりするもんな。そう言われてみれば友達みたいなもんか。

[ホン・ヨンドルさんの感想 · 2019年11月29日]

とうとう母の決戦をむかえた仲村さん・・・だったが、最終ステージに選んだ場所はなんと○○○○○ショップで!?荒ぶるトラブル相次ぐ中、仲村さんのクリティカルなあおりが母の怒りをとことん吹き出し・・・ 「そんなにお母ちゃんが嫌い?」母からの毒気まとった攻撃を受けながらも、もう逃げないと覚悟を決めた仲村さん。『獣将王』の最終回とともに仲村家でも一つの結論が、今、生まれる――!!（Amazon紹介より）

[kitkityoさんの感想 · 2019年10月19日]

面白かった

[Hダンプさんの感想 · 2019年10月5日]

しんどかった、おかァちゃん編が終わり、シンドいダミアン編が始まる。割にはすらっと読めた。

[凜さんの感想 · 2019年10月2日]

空想関係者試写会楽しそう〜〜〜！
やってみたいしそれに付き合ってくれるオタ友ほしい
ノリのいい北代さん素敵

著者プロフィール

丹羽庭（たんば にわ）
漫画家。高校卒業後、美術系大学に進学。風刺画科を専攻したが、不自由な風潮が嫌になって編入試験で3年次に漫画科に移る。
2009年「NO MAN IS AN ISLAND」で、講談社「アフタヌーン四季賞」大賞を受賞。2012年から2013年まで「月刊コミックブレイド」で『とべっ!! LUCK★ROCK★GIRL』を連載。
2014年8月から「週刊ビッグコミックスピリッツ」で『トクサツガガガ』の連載をスタート。2019年1月に小芝風花、倉科カナ主演のテレビドラマ化が決まり、これが代表作となる。『浪費図鑑』に特撮作品にハマった時の書き下ろしエッセイマンガを描いている。