- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098612727
作品紹介・あらすじ
漫画家は幸せになってはいけないのか…? 伯に訪れた初めての恋。「幸せな人間は漫画が描けなくなる」という先輩の言葉に複雑な思いを抱える伯だが、そんな彼を待っていたのはとうに家族の縁を断ったはずの実の母親からの電話…!漫画家のプライベートに担当編集がどこまで関わるべきか、心にとっても試練の時であり…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 18巻には、現在の漫画執筆において重要な作画道具となった「デジタル原稿制作アプリ」の開発チームエピソードも。漫画の裏方にはこんな方々もいるんだ!と胸が熱くなること必至です!!
感想・レビュー・書評
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今回も興味深いエピソードばかりだった。作画配信に、デジタル漫画作画アプリ。漫画業界も変わってきているのだなぁ…としみじみ思う、どアナログな自分であった。特に作画アプリを巡るエピソード。デジタルだからこそのメリット、デメリット。眼精疲労や腱鞘炎といった、いわゆる職業病が、デジタルでだいぶ楽になったという声はちょっと聞いたことがある。だけど、急激なデジタル化の流れについていけず、思いがけぬ弊害も生まれがちなのだなと…。描き手の想い、そして開発サイドの想い。今回も現場のリアルな想いに溢れていた。
お馴染みレギュラーメンバーにも様々な変化が。東江さん……!私も心ちゃん同様、涙ぐんじゃった。そして中田伯サイドは、今度は母親か。帯文句「作家のプライベートに編集者はどう寄り添うか」が、胸に刺さった。アユちゃんもかわいくなったなぁ…以前の巻を読み返し、頑なだったアユちゃんの表情がだいぶ柔らかくなったな~と、その変わりように驚いた。彼女もこれからどうなっていくのか!今回、まさか胸キュンしてしまうとは。キュンもあれば苦い場面もあり、ほのぼのしたりウルウルしたり、今回も感情が忙しかったです。そして次巻が待ち遠しいよ~!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
デジタル入稿のことが
ちょっとだけ理解できた気がします。
リモートでもできるのが強みだけど
いろいろ別の苦労もあるんですね。
前巻のアシスタントさん話にあった
技術の継承の問題も少し。
心ちゃんの久しぶりの休日→合コン
すごい人間観察力!
画伯とアユちゃんの物語も
毎回キュッとなったりハラハラしたり。
幸せになってほしいなぁ。 -
いやぁ、面白い。みんな頑張ってて、幸せになってほしい。にしても、なんで自分の生んだ子に同等の愛情をかけられないんだろう?どの子にも優劣つけられないくらい大切なんだけど…
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202204/伯のパートは読んでてしんどいけど、伯含め登場人物達の成長や変化に涙腺やられる。漫画にかかわる周囲のお仕事(今回はデジタル作画ツール開発のエピソード)も毎回面白い。
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読了。面白いが、少し新鮮さが感じられなくなってきた。
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SNSや作業配信など、今では作者と読者が簡単に繋がるようになりました。作者に直接感想を届けられるようになった反面、悪意も直接届いたり炎上したりする悪い面もありますが、どうも伯は全く気にしていなさそうですね。ただ、アユを意識する同級生や金の無心にきた母親など、不穏な空気も。
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待ってました新刊!
漫画をめぐる世界の裏方さんと人間ドラマ、両方面白い。
中田伯とアユの恋模様も気になるなぁ。
またドラマ化してほしいなぁ・・・