- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098613304
作品紹介・あらすじ
創作とは--未だ見ぬ誰かに出会う旅だ “七色の声の持ち主”桜田セキを(強制的に)仲間に迎え入れた映像研。労働力も増え、『マチェット』完成へまっしぐら!余裕綽々の浅草氏!・・・・・・かと思われたが、作品の致命的な欠点が明らかに!?自分が創った作品を見てくれる“誰か”をおいてけぼりにしない“物語作り”を意識し始めた浅草氏。更なる進化を予感させる――『マチェット』再考!!
感想・レビュー・書評
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52冊目『映像研には手を出すな! 7』(大童澄瞳 著、2022年7月、小学館)
脚本&声優の桜田セキを仲間に引き入れ、更なるパワーUPを遂げた映像研。
怖いもの知らずの若さを煌めかせ、圧倒的熱量で突き進む。
金森氏ファン垂涎のエピソードあり!
桜田の指摘する浅草氏の作品に共通する問題点は、そのままこの漫画の特徴に付合する。
作者本人が本作の欠点を自覚しているということなのだろうが、むしろその点がこの漫画を唯一無二のものにしていると思う。
「君はこの旅で、 どんな人達に逢うんだい?」 -
崩落する立駐、突き抜ける飛行機。降り注ぐガレキと車、膨大な作画!!飛行機にぶつかるたくさんの車!!はじけとぶパーツ!!
の一連のシーンは、説明書きだらけの絵コンテのようなマンガ画面、がまるで精緻なアニメのように錯覚するほどのインパクトでした。
このあたり作者の唯一無二な感じがして物凄く好きです。
アフレコが生徒会突入で戦闘中一発録り直後川から逃走という、唐突さがわけ分からず大変楽しい。どこまで現実なのだこれは。
金森氏と書紀のモデルシーンもめちゃくちゃカッコ良かったが、お話としては全くもって脈絡がなく、なぜこんな話が作れるのだろうと途方に暮れること暫し。
そして今回もセリフ回しは神がかっており、「浅草氏など」「草氏」「浅草ァ!」だけでも大ウケしてしまい、大量のネームで溢れかえった紙面は空腹状態では読めないほど読書ヂカラを消費するのでした。
大枠としては、他者が視界に入ってきてまた世界が広がった感じでしょうか。浅草氏の成長著しい感じが今後楽しみです。
密度が高すぎて語りたいことが溢れかえる恐ろしい漫画だ。偶然にも映画作る漫画の後にアニメを作る漫画が続いた。
「ライバルだ、ライバル出現だ」
「ここにいるんだな、これ作った人」 -
「俺は小説家だ。声優は本業じゃない。」「言ったな。」かぁっこいいいっ!桜田氏の加入で見応えのあるストーリーになりそうな予感!!
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映像研の面々はそれぞれ次のステージへ。
成長が感じられる胸熱の7巻。
浅草氏=クードナの思いの吐露は、そのまま作者の思いに重なるようで心が震える。 -
桜田氏が加わり、映像研が創る作品の質がワンランク上がる予感。
登場人物の熱量が伝わってくる。
この作品の魅力の一つは、登場人物のプロフェッショナルな思考と行動なのだ。
大好きなことをとことん突き詰めて、手を抜かず自分の限界すらも越えようとする。最初は、各人の得意な分野をそろぞれが理想とする高みを目指し完成したものを合体させて作品にしてきた。
人数が増えてきたこともあるのだろう。
今では、それぞれのプロフェッショナルが、チームとして一つの作品作りを目指す姿になってきている。
7巻の帯にダウンロードできるイラスト集が入手できるURLがおまけでついている。2023年7月11日までとのこと。PCの大画面でカラーイラストを見ることができるぞ。
これからも目が離せない作品だ。8巻はいつ発売されるのだろう?
楽しみに待つべし!ですなぁ〜 -
無理やり映像研に入れられた桜田が、いつの間にか主体的に動き始めている。そして、わかりやすく伝える、という観点から新しい視点を提供するに至る。映像研おそるべし。
次の敵は、アニメの審査をする大人たちか。 -
アニメ制作のストーリーも面白いし、生徒会が武装して乗り込んでくるのも変なのに自然と成立していて面白い。
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テンポ感が素晴らしく良くなった気がする。
アニメ化と言う実作業が影響与えてるのかな?元気な宮崎駿みたいな、動きのあるコマが気持ち良い。