新九郎、奔る! (13) (ビッグスピリッツコミックススペシャル)

  • 小学館
4.12
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本棚登録 : 202
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098617456

作品紹介・あらすじ

借金完済を目前に、新九郎、大いに困る! 文明十三年、家の財政の立て直しが急務の新九郎。節約に節約を重ね、父の無駄遣いを取り締まり、家来は空腹に耐え、ようやく借金完済の目処が立ったーーー矢先。 家来の一人に多額の借金が発覚し、助けを求められる事態に…… 武士としては見捨てるわけにはいかない。そんな新九郎に、周囲は家来の分とあわせて「徳政」という借金をチャラにする制度の申請を勧めるが!?真っ当に返済したい自分の気持ちとの間で葛藤した新九郎の決断とは……無職、借金、独身―――新九郎が抱えるそれぞれの悩みが大きく動く、人生勝負の最新刊! 【編集担当からのおすすめ情報】 初恋相手は憎き(?)従兄の家に嫁入りしてしまった新九郎。その後は領地や家族の問題に取り組むなど、仕事に邁進してきましたが、ついに…?ついに彼にも結婚フラグが!借金はもちろん、就職活動にも光が見え、少年だった主人公の人生の節目の数々に感慨深さもひとしおです。

感想・レビュー・書評

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  • 読み始めたきっかけは以前kindleで2巻まで無料だったから。
    面白いしもともと戦国ものは割と好きなのでずっと読んでいる。

    この巻はストーリー的にはあまり山谷がない。しいて言えば新九郎が幕府の奉公衆になったくらい。一巻の半分くらいを借金の話に使っている辛気臭い巻です。

  • 借金と戦う日々。
    プライベートでは嫁取り、お仕事では遂に無職を脱却。
    しかし、政治的にはきな臭い。
    将軍家の親子喧嘩、何某公方の動きなど。
    龍王丸も妙に気になる動き。
    この辺、サラッとしか知らないため勉強になる。

  • 新九郎が前よりずっと骨っぽく、大人っぽくなっている。
    そして遂にプロローグの茶々丸様登場(名前だけ)。
    結婚まで行くかと思ったけど、直前で終わりかー

  • 気がつけば、みんないい歳……昔も男性は結構晩婚だったのかしら? (新九郎が無冠だから?)そして、キタ!フラグか!フラグなのか?!

  • 応仁の乱から、戦国初期を漫画にしてもらえると知った時は、これで名前が覚えられると思ったんですよ。ややこしい人間関係もわかるかもって。全然わかりません。主人公と太田道灌しかわからん。

  • 家族が減ったり増えた(?)り。
    申次衆として「袖の下」を「成る程なあ」と受け入れる新九郎、ここまでの彼の人生経験の積み重ねの描き方で読者もすんなり受け入れる。
    都鄙和睦という大事件はあるが新九郎周りは比較的穏やか。就職めでたい。

  • 新九郎もやっと無位無冠から脱出!しかし京都編が長いなぁ!
    早く駿河から伊豆に行って欲しいんだよねぇ(^^;

  •  13巻故基本構造は割愛。
     まぁ以前からネームが長いのが特徴的な作家であった気もするが、文字だらけ。
     この巻の大半が借金対策に追われる話ではあるが、特にそこが見どころというわけでもなく、ごちゃごちゃしている割に話が進まない。
     贔屓の作家の贔屓な武将の話じゃなければ読むのをやめているとも思う。
     漫画のウソを交えてでも、明快に面白アイデアを織り込んで分かりやすくなじませてほしいという感想。
     元々そういう特徴でスタートした印象だし。
     地味な根回しの姿すら印象薄いのよね。
     結婚が近いようだが・・・。

  • この時代の雰囲気が分かって興味深い

  • モノを美味しそうに食べる女性はたしかに魅力的である。

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著者プロフィール

漫画家。1957年北海道生まれ。80年デビュー。『究極超人あ~る』で星雲賞マンガ部門、『機動警察パトレイバー』で小学館漫画賞少年部門受賞。近作『白暮のクロニクル』『でぃす×こみ』『新九郎、奔る!』。

「2019年 『ゆうきまさみ 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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