藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス 5 (ビッグコミックススペシャル)

  • 小学館
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本棚登録 : 94
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098618460

作品紹介・あらすじ

SF短編、全作品収録の決定版が登場! 2023年、TVドラマ化を機に、藤子・F・不二雄のSF短編シリーズ全111作品+αを単行本全10巻に再編集し、装いも新たに刊行! 「SF・異色短編」シリーズ6冊(第1~6巻)と「少年SF短編」シリーズ4冊(第7~10巻)に分け、それぞれ概ね発表順に収録します。第5巻の収録作品は以下の通りです。<第5巻収録作品(SF・異色短編)>・「タイムカメラ」・「ミニチュア製造カメラ」・「値ぶみカメラ」・「同録スチール」・「夢カメラ」・「コラージュ・カメラ」・「懐古の客」・「四海鏡」・「丑の刻禍冥羅」・「白亜荘二泊三日」・「福来たる」・「求む! 求める人」・「ある日……」・「タイム・マシン大図解」(特別収録)*過去に刊行された、既存の『藤子・F・不二雄 SF短編PERFECT版』全8巻とは作品の収録順と巻立てが異なります。 【編集担当からのおすすめ情報】 「このシリーズを読めば、SF短編全作品が読める!」というコンセプトで、装いも新たに編集しました。一般的なの青年系コミックスと同じB6判、ボリュームは各巻約300P前後と、読みやすくも読みごたえがある構成を心掛けています。今回、全作品を「SF・異色短編」シリーズと「少年SF短編」シリーズとに分け、概ね発表順に収録。また、第7巻以外の巻末には藤子・F・不二雄先生のエッセイを巻末に収録することで、先生の発想の変遷や、執筆のきっかけやねらいにも迫れるような構成を目指しています。テレビドラマを機に原作に興味を持った方、また以前から「SF短編」に興味があり、いずれ全作品を読みたいと思っていた方に、ぜひ手に取っていただきたいシリーズです。装幀:佐々木暁

感想・レビュー・書評

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  • 今まで読んだSF短編コンプリート・ワークスの中で、1番爽快で、ハッピーエンドで終わる話が多かったと思います。それまで読んだシリーズは最後にモヤモヤして、暗い気持ちで終わる話が多かったので、暗い話もいいけど、やはり明るい話の方が個人的には好きですね。

    でも、1番興味深かったのは、暗い話の「ある日・・・」。冷戦時代を表した話ですが、それは今ウクライナで起きている事にも通ずるなと。日本もいつそうなるかわからないですし。考えさせられます。

  • 未来からツアーで来たカメラのセールスマン、ヨドバさんシリーズ!大好き

    一番のお気に入りは「値ぶみカメラ」グッとくるロマンチックな終わり方!桁を表示しきれない価値…ラストシーンがシルエットなのも好き

    ヨドバさんは出てこないけど、ラストの「ある日…」も名作ですね

    • darkavengersさん
      schieleさん こんばんは。

      自分もヨドバさんシリーズ好きなんですよ。
      特に「四海鏡」!
      ラストがホントいいんですよ。
      そして「ある日...
      schieleさん こんばんは。

      自分もヨドバさんシリーズ好きなんですよ。
      特に「四海鏡」!
      ラストがホントいいんですよ。
      そして「ある日……」。
      映画マニア達の作品発表会だと思ったら、ラストの衝撃的な展開!
      これも好きな作品です。
      2023/08/04
    • schieleさん
      darkavengersさん、こんばんは!
      コメント嬉しいです!(単純w)

      確かに「四海鏡」良いですよね〜嫌な大人には渡らず 子供に!スカ...
      darkavengersさん、こんばんは!
      コメント嬉しいです!(単純w)

      確かに「四海鏡」良いですよね〜嫌な大人には渡らず 子供に!スカッとするラストですね
      ヨドバさんにとっては儲け話が無くなった訳ですが、結果的には満足したはずです

      「ある日…」は、やっぱりF先生にしか描けない話のような気がします!最後のプツン…がなんとも言えない怖さを覚えますよね〜いつかこんな日がって誰しも想像した事はあると思います


      2023/08/04
  • ドラえもんのひみつ道具を大人が使ったらどうなるか、みたいな話があった。
    漫画の中のテレビ画面にドラえもんが写っていたので、箸休め的な感じで書いたのかな?
    この作品の中では、
    値ぶみカメラ、同録スチール、四海鏡が好き。

  • 全体的に、大人向けドラえもんという感じの巻だった。

    『ミニチュア製造カメラ』
    定年退職後のおじさんがミニチュアにハマる描写が細かくてよかった。ドラえもんもスネ吉兄さん回はこんな感じになる。

    『値ぶみカメラ』
    本価、市価などの大人っぽい概念がひみつ道具に持ち込まれていて新鮮だった。

    『福来たる』
    福の神のデザインが可愛い、グッズとかないのかな

    『ある日……』
    「説得力」のある破壊なんてあるものか、というセリフが好き。

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