ミステリと言う勿れ (12) (フラワーコミックスα)

著者 :
  • 小学館
4.20
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本棚登録 : 1879
感想 : 82
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098718849

作品紹介・あらすじ

2023年秋、映画化決定! 月9ドラマとして大きな話題を呼んだ「ミステリと言う勿れ」が、2023年秋に映画化決定!観察力の高さゆえに、トラブルや事件に巻き込まれがちな大学生・久能整。ある日、とある事件で整を取り調べたことのある刑事・風呂光のもとに不穏な知らせが届き…!?新たな謎が浮かび上がる新エピソード、開幕!月刊フラワーズ(毎月28日発売)で絶賛連載中。 【編集担当からのおすすめ情報】 カレー好きで平穏な生活を望む大学生・久能整が、今回巻き込まれる謎とは…!?新展開を迎える12巻、ぜひお楽しみください。

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり最高にいいわ、整くん。
    楽しみにしているシリーズの12巻。
    でも、続きが気になって仕方がない…。

    今回は、風呂光巡査が知り合いのおばさんの死に違和感を持ち、富山へと向かう。
    やっぱり、何故だか整くんも一緒に…。

    「@旅めし」のライターとカメラマンの動きも気になるところで…。
    もちろん、整くんも何気に周囲を観察しているのだろうが…。

    なにより、東京の大学へ行きたい陽菜さんのおじいさんに説得というか、気負うことなく素直な気持ちを訥々と語る整くんのことばになにも言えず。

    将来、次世代を担う子どもを育てるにしても多種多彩で時代が読める確かな能力が要ると思うと語る。

    家に本がある。音楽が流れている。絵がある。
    スポーツをする習慣がある。
    親が学んでいて趣味を楽しんでいる。
    そこで育つ子どもには人生の引き出しが増える。

    なんだろうね、これをさらりと言う整くんに惹きつけられる。





    • あゆみりんさん
      湖永さん、おはようございます。
      整くん、さらりと凄いことを言いますよね。
      当たり前のことなんだけれどハッと気付かせてくれるグッとくる言葉をく...
      湖永さん、おはようございます。
      整くん、さらりと凄いことを言いますよね。
      当たり前のことなんだけれどハッと気付かせてくれるグッとくる言葉をくれますよね、整くんは。

      “人生の引き出し……”(*´꒳`*)
      素敵なレビューありがとうございます♪
      2023/01/25
    • 湖永さん
      あゆみりんさん おはようございます。

      コメントありがとうございます。
      そして、いつもいいねをありがとうございます。

      このコミック本は、好...
      あゆみりんさん おはようございます。

      コメントありがとうございます。
      そして、いつもいいねをありがとうございます。

      このコミック本は、好きで毎巻楽しみにしているのです。
      もちろんTVドラマも見てました。
      整くんの言うことが、しっかりと心に響くので毎回凄いなぁ〜と。

      また、あゆみりんさんのレビュー覗かせてもらいますね♪
      これからもよろしくお願いします。
      2023/01/25
  • 今回もすごいです。整くん、あなた人生何回目なのですか?っていうくらい。

    東京の大学に行きたいと言う孫娘に、富山に残り婿をとって専業主婦になれという地元名士の祖父。その祖父の説得に駆り出された整くんですが、見事にジジイを論破し改心させてしまいます(実際はこんな簡単に非を認めないと思うけどね。マンガだから)女性の気持ちを代弁してくれる整くんに、全オンナが泣いたわ。

    【ジジイの言い分→(ジ) 整くんの返答→(整)】ネタバレ

    (ジ)なまじ学があると小賢しくなる、男に敬遠される
    (整)なぜ“賢く”でなく“小賢しく”なると思うんだろう

    (ジ)男は外で働き女は家を守り子供を育てる、それが自然な姿だ
    (整)だったら女性にこそ教育や教養が必要だと思いませんか
      母親は考えないといけない、何を見せて 何を聴かせて 何を着せて 何を食べさせるか 体調をどう判断するのか
      子供を一人育て上げるには 多種多彩で時代が読める確かな能力が要ると

    (ジ)子供は放っといても育つだろ
    (整)子供は放っといたら育ちません
      (このジジイの発言は、自民党松川るい議員の「どうして“社会で子供を育てる”となるのか分からない」という発言とリンクしますなぁ)

    (ジ)わたしの母は学なんかなかったがわたしはちゃんと育ったぞ
    (整)本当にそうですか 教わりませんでしたか 大事なことを

    このあたりのやり取りは本当に深いです。
    政府のお偉いさんたちが「異次元の少子化対策」などと言っているのを見るにつけ、子どもは生まれれば勝手に大きくなる、大きくなったら多少デキが悪くてもコネで役職につけてやればいい、とでも思ってるのかなと。今の首相の息子の政務秘書官とかもろそうですしね。
    「子育てっておしめを替えてミルクをあげることだけだと思ってるんです」という整くんのセリフにぎくっとしたお父さんたち多いのではないかな。

  • 事件の解決編は次刊へ。
    整くんの「常々…」の度に“確かに!”と唸らされ、身近にもそう思う人にいて欲しいと、このマンガを薦める日々…笑

  • 印象に残ったセリフ
    立場が強い人、言葉が強い人は本人が知らないうちに他人を屈服させている時があります。ところが、屈服させて相手をそんな弱いことでどうするんだって責めることがあるんです。言うことをきかせといて、言うことを聞いたことを責める。その人の前では弱くならざるを得ないのに、その弱さを責められても、、。

    こういう人います。私もそうならないよう注意したい。

  • 風呂光刑事の元に、富山の祖母から知り合いの不審死を調べて欲しいと連絡があり、風呂光は岐阜でスキーをしていた久能くんに助太刀を頼んで。

    前作のガロくんとヤツはどうなったのー!って思うくらい、全く違う話が始まった。
    ドラマの影響なのか、風呂光刑事中心な展開。
    元教師の悦子さん、富山の刑事の流さん、旅行雑誌の記者と怪しげなメンバーに、不審な死。
    久能くんはマイペースながら、今回も押しの強い方々に押し切られて巻き込まれてる。
    けど、久能節健在で、強い人の言葉への考察、初心について、人を育てるということ、今回も考えさせられる。
    そして、また事件は続く。

    久能くん広島だけじゃなくて北にも住んでた?
    あの人、久能くんにどこか似てるような。
    まさか、今度はアリバイに利用されてるとか?

    今度は映画だって。どの話を取り上げるのか、ドキドキ。

  • 風呂光さん回
    風呂光さん、しっかりしてきたと思っていたけど…
    うーん、どうなんだろう。
    続きが気になる。

  • なんだか、読むのに疲れた…
    話があっちこっちいきすぎ…

  • なんだかとっ散らかってきたなポリコレアフロ。
    作者さん、SNSとかおやすみしたほうがいいんでないか?冒頭近くでちょっと前に話題になった「男子の母親」ネタがあったんだけど…ああいうの真に受けちゃダメですやん…(逆流して本作発信で話題が再燃してたし)

    だんだん大人が読むものじゃなくなってきてる気がする。

  • 2時間サスペンス!とあとがきにあってナルホド、と納得しました。懐かしいな。大体最後は犯人ががけっぷちに追い込まれるやつ。テンプレといいながらもきちんと見たことあまりないのですが…

    と言う訳で今回は長野・富山が舞台?トトノウ君はインドア派に見えるけどそういえば広島も行ってたし、意外とアクティブかもしれない。トトノウ君も言ってたけどフロミツさんは勝手だな。というか一般人に何を求めていたんだ?(笑)
    ライカさんとの電話のやり取りがぐっと来ました。携帯の良い使い方ですね。

  • いいなぁ、富山。
    続きが気になるー

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